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天才による、天才になるためのお茶

日本が代表する天才といえば、この人しかいないでしょう。

中松義郎。
通称「ドクター中松」。

彼はけっこう健康関連商品も開発しています。
その一つが、「頭茶」英語で「ブレンドリンク」。

このお茶で、脳や体が不足しがちな栄養素を補えるそう。
女性が飲むと、スリムになり、肌に透明感も現れるとか。

しかし、このお茶の成分は、とある飲料メーカーが16種類のお茶・薬草をブレンドした製品とかなり似ています。
しかも、ブレンドリンクは13種類しか配合されていません。

また、日本の少子化を憂え、フェロモン(?)香水も開発しました。
「現在の日本の出生率は1.13であり、100年後の人口は半分、経済力も半分になる。
若者の税負担は莫大なものになり、700年後に日本は滅んでしまうという状態にあります」
そして、日本を救うという目的で、ドクター中松の発明した「セックス方程式」に基づき、「ラブジェット」という香水を作ったのです。
どんな方程式が成り立つのでしょうねえ……

現在も、腕時計に携帯電話をくっつけるという案件で特許を出願しているようです。
「本発明は、携帯電話の画面とキーボードの配置を腕方向と直角方向から打ちやすく見やすいように設けることになり、使いやすい腕電話となる」
なんのこっちゃ。

ドクター中松は1928年6月26日生まれ。
77歳にして挑戦をやめない姿勢は、日本の将来を担う私たちも見習いたいですね。
ほんとうに。

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ふろに入らないほうが美肌になる!

ふろに入るほど
皮膚は乾燥する

日本人ほど、ふろ好きな民族はいません。多くの人が、それほど汗をかいていなくても、体が汚れていなくても、毎日入浴しています。子どものころに、「顔と体は石けんできちんと洗いなさい。そしておふろに肩までつかって、よく温まってから上がりなさい」と祖父母や両親からしつけられた経験もあるでしょう。

ですから、ふろが皮膚の健康を大いに損ない、アトピー性皮膚炎や乾燥肌を悪化させるとは、思いつきにくいものです。国立病院機構 九州医療センター皮膚科(当時)の今山修平医師は「問題は習慣にある」と語ります。つまり、症状が長く消えないのは、日ごろなにげなく行っていることにあるわけです。

ふろは角質層の大敵です。角質層は、皮膚の最も表面の層で、厚さが0・02ミリ程度しかありません。この薄い角質層が、外部から体内に異物が侵入するのを防いだり、体内の水分が蒸発するのを防いだり、いわばバリアの役目を果たしています。
角質層は、角質細胞がブロックのように積み重なり、その間を細胞間脂質がセメントのようにつないでいる構造をしています。角質細胞は、すでに死んでしまった細胞です。体の最前線で盾になっているわけですから、死んだ細胞のほうが都合がいいわけです。古くなった角質細胞は、アカとなって少しずつはがれ落ちていきます。

皮膚がお湯に濡れた状態になると、細胞間脂質が溶けてしまいます。熱いおふろに長時間つかっていると、細胞間脂質がどんどんお湯に流れ出し、角質細胞が取れやすくなります。

アトピー性皮膚炎や乾燥肌の場合、もともと角質層の構造がもろいので、皮膚が濡れると角質細胞がはがれてしまいます。
さらに、アトピー性皮膚炎や乾燥肌では、角質細胞が水分を維持できないので、皮膚が濡れると角質細胞がふやけ、皮膚が乾くと角質細胞内の水分もいっしょに急激に蒸発して、干からびてしまいます。ですから、角質細胞どうしの間に大きなすきまができ、異物が入りやすくなって、バリア機能が果たせないのです。
 アトピー性皮膚炎や乾燥肌の人は、ふろ上がりに猛烈に体がかゆくなったり、洗顔後にピッと皮膚が突っ張ったりします。これは、角質層に細かいひび割れが入っているからです。

頻繁に保湿剤を塗っても
カサカサするならどうする?

かゆみや突っ張りを解消するのが、保湿剤です。保湿剤には、化粧水や乳液などの化粧品、ワセリン、保湿クリームなどがあります。
皮膚科では、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の患者さんに、まず顔や体をよく洗い、すぐに保湿剤を塗って乾燥を防ぐように指導されてきました。
しかし、従来のスキンケアで、アトピー性皮膚炎や乾燥肌がいっこうに改善しない例は数多くあります。数年にわたって、まじめにスキンケアを続けても治らないといって、九州医療センターの皮膚科には、毎日数人の患者さんが訪れてくるそうです。

従来のスキンケアで効果が出ない患者さんには、ふろも保湿剤もやめてもらおうと今山医師は考えました。

そもそも今山医師はふろがあまり好きではありませんでした。ですから、毎日ふろに入る習慣に、疑問を持っていました。
「日本人以外の民族についても、軽くシャワーを使う程度で、毎日ふろに入る習慣はありません。ふろに入ることが、すなわち清潔という考え方は、世界の中ではごく少数なのです。全世界的な観点で言えば、ふろに入らなくても、まったく汚くありません。
日本の建物は、空調が整い、気密性も高くなっています。住宅や会社など建物の中で一日を大半を過ごす人が、アトピー性皮膚炎や乾燥肌になっている場合、ふろに入らない害よりもふろに入る害のほうがはるかに大きいのです」

バリア機能と水分保持能力を
皮膚に取り戻す

ふろに入らなければ、角質細胞が保たれて、バリア機能が回復します。

それに加え、保湿剤をやめることで、水分を維持する力が備わった角質細胞が作られます。
人間の体には、環境に適応する能力があります。長期にわたって、保湿剤を塗ると、外部から水分が与えられることに適した角質細胞に変化し、自ら潤いを保とうとしなくなります。保湿剤を断てば、その状態に適応して、自ら潤いを維持する角質細胞ができるのです。

今山医師はふろ断ち・保湿剤断ちを、アトピー性皮膚炎の乳児から乾燥肌の高齢の女性まで、幅広い年代の患者さんに指導しました。その結果、症状が改善し、ふろに入ってもかゆみや乾燥の起こらない皮膚に回復しています。もっとも、ふろ断ちをした患者さんは、皮膚が回復した後もあまりふろに入らないようです。
重度のアトピー性皮膚炎の患者さんは、数週間入院して、ふろ断ち・保湿剤断ちを含めた治療を行っています。軽度のアトピー性皮膚炎や、乾燥肌の場合は、経過を見るために通院してふろ断ちしています。

ふろ断ち・保湿剤断ちを指導しているのは、今のところ、九州医療センターだけでしょう。ただ、入院・通院しなくても、軽度のアトピー性皮膚炎や、乾燥肌の人は、自宅でふろ断ち・保湿剤断ちは実行できます。ステロイドを長期にわたって使用している人は、必ず医師に相談してください。
ふろ断ちを始めると、1週間くらいは、かゆみや入浴しない違和感を覚えるようです。重症のアトピー性皮膚炎の場合、「体からにおいがした」と話していました。これは、皮膚から出た汁が空気と反応して、においが発生するからです。
1週間を過ぎると、ふろに入らなくても平気になります。そして、皮膚の表面が少しずつ硬く、厚くなっていき、ゴワゴワした感じがします。
この間、表皮の下部では細胞が作られ、押し上げられて角質細胞になり、角質層に達します。アトピー性皮膚炎や乾燥肌では、細胞ができてから角質層に達するまでのサイクルが短く、そのため、水分を保持する能力の低い「粗悪品」の角質細胞ができてしまいます。 

ふろに入らなければ、角質細胞がアカになってはがれ落ちにくくなります。ですから、皮膚の表面にはアカがたまっていきます。ゴワゴワするのは、そのためです。
アカを汚らしいと思う人も多いようですが、皮膚を守ってくれる大事なものです。アカが残ると、その状態に適応して、角質細胞ができるサイクルが長くなります。こうして、水分をきちんと保持する角質細胞が作られるようになります。
 
ふろ断ちをして4週間ほどで、皮膚の表面が、徐々にウロコ状にはがれ落ちてきます。筋肉がよく動く場所、顔だと目や口の周りから、白く皮膚がめくれます。こうして全身の皮膚の表面がはがれると、健康な角質層が現れてくるのです。

なお、ふろ断ち・保湿剤断ちの効果が現れるスピードは、個人差が大きいので、ここで述べたのはあくまで一例と考えてください。



追記(2015年10月7日)

おふろに入らないことを勧める皮膚科医がほかにもいたので、紹介します

洗うのをやめると、アトピー性皮膚炎が治る!美肌になる! 石けんよ、サラバ

追記(2016年6月7日)

なにげない生活習慣とストレスが招く「洗い過ぎ」について1冊の本ができました
『ふろに入らないほうが美肌になる  「洗わない」スキンケア年代別ガイド』
9784990901110_2

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しっとり白肌を作るヨーグルトパック術!その1

ヨーグルトの上澄みである乳清(ホエイ)には保湿作用があります。
また、乳酸菌が作る乳酸には、雑菌を殺す力があります。
ですから、ヨーグルトを外用すると、しっとり効果と抗菌効果が見込めるというわけ。

ヨーグルトをそのまま肌に塗っても効果は得られますが、ここではプラス一手間で、さらに美肌力をアップする方法を紹介しましょう(この記事は、開業医の今井龍弥医師のアイデアによるものです)。

まずは基本アイテム、美肌水原液の作り方。

美肌水原液
○用意するもの
肥料用尿素 50g
水道水 200㎖
グリセリン 小さじ1(5㎖)
容量が250㎖以上の空き容器(ペットボトルなど)
油性マジック 1本
*グリセリンは薬局で入手できる。価格は100㎖500円前後
*尿素には、薬局で入手できる医療用(500g1575円)と、美肌水用(50g約500円)、高級尿素(50g500円)、ホームセンターや園芸店で入手できる肥料用(1㎏200〜300円)がある。どれも水で溶かせば同じ品質なので、物性のよい(吸湿性の低い)肥料用尿素のほうがよい
*尿素が100%の肥料用尿素は「窒素46%」と表示されている
 
①空き容器に尿素を入れ、油性マジックで印をつける
②①に水道水を入れ、印をつける
③ふたをして、尿素が溶けるまでよく振る
④グリセリンを加える
⑤ふたをしてよく振って出来上がり

※容器に印をつけることで、2回目以降は尿素・水道水を計量しなくても済む 
※冷蔵庫で半年保存できる
※薄めたものは常温で2週間(冷蔵庫では1カ月)以内に使い切る

注意! 美肌水は、使う部位に応じて必ず薄めてください
原液を顔に塗ると、赤くなったりピリピリしたり、トラブルが起こる可能性があります。
異常を感じたら、すぐに水道水でよく肌を洗ってください。
シンプルな材料で美肌水は作るため、洗うだけで、肌のトラブルは治まるでしょう。

顔:原液を水道水で10倍に薄める
体:原液を水道水で5倍に薄める
かかと、足の裏:原液

ヨーグルト美肌水
○用意するもの 1回分
プレーンヨーグルトの上澄み 小さじ1
原液を10〜20倍に薄めた美肌水 小さじ6〜10(30〜50㎖)

1 美肌水にヨーグルトの上澄みを入れて、スプレー容器に入れる
2 乾燥した髪や肌に吹きつける
※常温で保存し、2週間(冷蔵庫では1カ月)以内に使い切る

ヨーグルトピーリング
○用意するもの 1回分
ヨーグルト(プレーン) 大さじ1
化学洗濯のり 小さじ1/2 
グリセリン 1滴(0.5 ml)
美肌水原液 (作り方は167ページ参照)
ラップ
ティッシュペーパー
スプーンまたは料理用へら

※化学洗濯のりは、成分が「ポリ酢酸ビニール系」、「ポリビニルアルコール系」と表示されているものを使用

1 美肌水原液を水道水で10倍に薄めてから顔全体につけ、さらにシミやシワの部分にのみ美肌水の原液を塗る
2 適当な容器に入れたヨーグルトに、グリセリンと洗濯のりを加えてパック剤を作る
3 目と口の部分を切り抜き、鼻の部分に切り込みを入れたティッシュペーパーをラップの上に置く
4 スプーンか料理用のへらで、3のティッシュペーパー上にパック剤をのせ、少し放置する
5 ラップごと4を顔にのせる
6 ラップを外し、そのまま30分間ゆったりとすごす
7 水でパック剤を洗い流す
8 原液を水道水で10倍に薄めた美肌水を顔全体につける

追記(2016年6月7日)

なにげない生活習慣とストレスが招く「洗い過ぎ」について1冊の本ができました
『ふろに入らないほうが美肌になる  「洗わない」スキンケア年代別ガイド』
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