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不安に対する心のメカニズム

1 抑圧  
不安や葛藤を無意識の中に押し込み、嫌なことを忘れ去ろうとします。

2 否認  
不快な体験や、自分の評価を下げる恐れのある欲求を、自ら認めようとしません。

3 補償  
弱点や劣等感を別のことで補おうとします。

4 置換  
問題となる対象を別の対象に置き換えます。

5 分離  
感情を切り離して、感情を述べません。

6 取入れと同一化  
他人とそっくりに振舞います。
外見だけでなく、考え方などの内面までまねをします。

7 投影  
自分が抱く感情を、自分ではなく相手が持っていると思い込みます。
自分が相手を憎んでいるのに、相手が自分を憎んでいるように感じたり(被害妄想)、自分が恋愛感情を抱いているのに、相手が恋愛感情を抱いているように感じたり(恋愛妄想)します。

8 反動形成  
自分の感情と反対の態度を取ります。

9 逃避  
嫌なことから病気や空想へと逃げ込みます。

10 転換  
不満や葛藤を抑圧して、立てない、歩けないなど身体症状へと置き換えます。

11 退行  
葛藤に直面すると子ども帰りします。

12 分裂  
相手をよい面と悪い面に切り離し、一面しか見ません。
すべてよいか(理想化)かすべて悪いか(脱価値化、軽蔑)で、極端な態度を取ります。
異性関係ではほれっぽく(惚れ込み)しかも飽きっぽい人です。
自分自身についても、さまざまな面を総合して把握することができません。

13 知性化  
悩みや葛藤を知性的なものに置き換えていきます。

14 昇華  
社会的に認められる方向で、葛藤を発散します。

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たとえニンジン嫌いでも、ニンジンを食べることはできる

充実した人生を明るく元気に過ごしたいなら、苦しくても、悲しくても、明るく元気に振る舞うことです。
自分の気分や気持ちは、偽らずにすなおに受け入れたうえで、感情に振り回されずに行動しましょう。

暗い気持ちで、グズグズと愚痴をこぼしているとき、自分本位でわがまま、無神経で非常識、ケチくさくて貪欲な人間になっています。

困難な状況に陥っている人が助けを求めていたら、ほとんどの場合、周囲の人が同情して手を差し伸べます。
助けがまったく得られないときは、本人の力で対処できる程度の状況なのです。
大したことはありません。
本人だけが「自分は特別に哀れな存在だ」と嘆いているのです。
それなのに、自分のつらさを少しくらいわかってくれてもいいじゃないか、いや、いっしょに苦しむべきだと思いがちです。

このように自分本位だから、周囲から敬遠され、疎んじられます。

悩みや愚痴を聞いたり、不機嫌な態度を見せられたりするのは、たいていの人にとって苦痛です。
愚痴も不機嫌も、周囲の人に迷惑をかけています。

そもそも、人物の評価は、行動と実績に基づいて他人が決めます。
頭の中でどんなに立派なことを考えても、自分の行動を反省して葛藤しても、評価は変わりません。

「自分は正当に評価されていない」とあがいたところで、状況はすぐには変わらないものです。
だから、思いどおりに評価されない自分に絶望して、自己破壊的に人生のリセットに挑む必要はありません。

毎日がつらい、疲れた、つまらないと感じたとき、悩みや不快感をなくす努力をするより、健康な生活を送り、社会人としての義務や責任、願望を果たすほうがたいせつです。

朝が来たら起きる。
見苦しくない程度に清潔にする。
仕事や勉強、ボランティアで社会に参加する。
自分の生活は自分で支える。

不満や不安を口にすることを我慢して、気分は収まらなくても、周囲の人に迷惑をかけないだけマシです。

自分に欠点があっても、他人を不快にしたり困らせたりしなければ(※)、ほうっておいてかまいません。
他人に迷惑をかけていたら、直す、あるいは目立たなくする努力をします。
そして、長所を伸ばすように心がけます。

どうにもならない事実は積極的にあきらめて、今の生活を続けましょう。
不満も不安も、逃げれば逃げるほど大きくなるので、そのまま受け入れます。
そして、自分の努力しだいで解決できる問題だけ、徹底的に悩みましょう。
今、置かれた立場で、いかに自分の役割を果たすかがたいせつです。

日常生活で文句の多い人は、向上心が強く、目立ちたがりで、負けず嫌いです。
この性格を生かすには、周囲の役に立つ、建設的な目標を作ること。
目標の達成に打ち込むので、立派な成績を上げられます。

分析好きなので、物事のマイナス面ばかりが目に付いたら、すべて書き出し、マイナス面と同量のプラス面を分析すること。

また、自分の体調を過剰に心配する傾向があります。
ですから、体を動かす健康法を一つ継続すること。

※不快にしない=生理的嫌悪感を抱かせない
特殊なにおい(腐敗臭、過度の香水など)をさせない
シワ・シミ・汚れ・ほこり・フケなどが服についていない
ハンカチ・ティッシュペーパーを持つ
奇声・大声を出さない
他人の身体的特徴を話題にしない
不必要に体に触らない

※困らせない=法律を守り、他人の社会生活を邪魔しない
時間と約束を守る
守れないときは相手に連絡する
借りたものは返す
公私混同しない
突然感情的にならない
正論を振りかざさない
責任を相手に押しつけない
自慢・自己卑下をしない

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