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January 20, 2007

隠れ貧血を改善して元気ハツラツ!

女性は「鉄欠乏性貧血」に注意してください。
鉄欠乏性貧血は、血液の赤血球という成分に含まれるヘモグロビン(血色素)が不足して起こります。

ヘモグロビンは、全身の細胞に酸素を運んでいます。
ヘモグロビンの生成には、鉄が不可欠です。
体内の鉄が不足すると、ヘモグロビンが少なくなって、鉄欠乏性貧血が引き起こされます。
そして、体が酸欠状態になり、さまざまな症状が現れます。

例えば、脳の酸素が不足することで、あくび、思考能力の低下、めまい、頭痛などが起こります。
それから、筋肉の酸素が不足すれば、全身がだるくなり、疲労感が出てきます。
また、不足した酸素を補うため、心臓が大量に血液を送り出そうとして、心臓の拍動が速くなります。その結果、息切れや動悸なども起こります。

精神的にも肉体的にも疲れやすい、イライラする、根気が続かない、あくびばかりしている、周囲の人に「顔色が悪い」「肌がくすんでいる」と言われた……いくら高価な美容液をつけても、自己啓発本を読んでも、肌も心も今ひとつという人は、軽い貧血になっているかもしれません。
心当たりのある人は、鉄を補う食事を心がけましょう。

鉄には、レバーや肉類、魚類などに多く含まれる「ヘム鉄」と、野菜、豆類、穀類、海藻、卵、チーズ、貝類などに多い「非ヘム鉄」があります。
ヘム鉄は非ヘム鉄に比べ、体に吸収されやすいことがわかっています。
例えば、牛肉に含まれる鉄の吸収率は20%ですが、ホウレンソウでは1%くらいです。
効率よく鉄を摂取するためには、動物性食品をしっかり取りましょう。
それから、たんぱく質とビタミンCは鉄の吸収を助け、ビタミンB群は造血機能を高めます。

ところで、「鉄を緑茶やコーヒーなどといっしょに摂取しないほうがいい」と聞いたことがあります。

緑茶、紅茶、コーヒー、ワインなどにはタンニンが含まれています。
タンニンとは植物由来の渋みの成分です。

ある鉄剤を使った実験で、試験管の中では、鉄がタンニン酸と結合して、体に吸収されにくい状態(高分子キレート)ができたと報告されています。

このため、前述した「鉄を緑茶やコーヒーなどといっしょに摂取しないほうがいい」という話が広まったのでしょう。
しかし、臨床試験では、タンニンを含む飲料で鉄剤を服用しても、貧血の改善効果は水で服用した場合とあまり変わらなかったそうです。

貧血が気になる人は、緑茶やコーヒーなど気にせず、食品やサプリメントで継続的に鉄を摂取することを心がけるといいですね。

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