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今井龍弥医師式あせも対策法

今井龍弥医師の話では、一般に「あせも」というときは、汗で悪化したアトピー性皮膚炎や湿疹を指していることが多いそうです。
汗をかくと、皮膚の表面がアルカリ性になります。
すると黄色ブドウ球菌が増殖活動を始めるのです。
黄色ブドウ球菌は毒素などのさまざまな物質を出すので、皮膚の湿疹が増悪します。  

あせもになったら、皮膚科に行き、ステロイド剤を処方してもらえば1回でよくなると、今井医師は話します。

ただ、ステロイド剤の使用を好まない人も多いものです。
その場合は、「ヨーグルトの透明な上澄み液を水道水で2~10倍に薄め、あせもに塗ってみてください」とのこと。
たった一晩でよくなることもまれではないようです。
これでよくならなかったら、あきらめてステロイド剤を処方してもらいましょう。

一般のあせも、つまり軽症のアトピー性皮膚炎や湿疹の予防・治療には、ミョウバン銅貨浴を今井医師は勧めています。

ちなみに、皮膚科でいうところのあせも(汗貯留症候群:かんちょりゅうしょうこうぐん)の中でいちばんよく見られるのが、「水晶様汗疹」とのこと。
発熱などが起こり、まち針の頭くらいの小さな水ぶくれが、おなかや背中、そしてひじ・ひざの内側に多発します。
水晶様汗疹の組織を取って顕微鏡で調べてみると、ケラチンという皮膚を形成しているたんぱく質が汗の出口をふさいでいるのが見られ、汗腺が拡張していることがるのだそうです。
汗をよくふき取るようにするといいと、医学サイト(家庭医学館)には 書かれていました。

なお、以下の対策法は、すべて今井医師考案のものです。
詳しくは、今井医師の著書を読んでください。
独特の「今井節」がとてもおもしろいと思います。

[あせも対策で用意するもの]
ヨーグルト

[やり方]
ヨーグルトの上澄みの透明な液を水道水で2~10倍くらいに薄めてから患部に塗る

●美肌水原液
[用意するもの]  
尿素……50g
水道水……200ml
グリセリン……小さじ1杯(5ml)  
ペットボトルなどの空き容器 
※グリセリンは薬局で100ml500円前後で入手できる
※尿素には薬局で入手できる医療用(500g1575円)と園芸店で入手できる肥料用(800g200~300円)がある。どちらでもよい
※尿素が100%の肥料用尿素は「窒素46%」と表示  

[作り方]  
1 ペットボトルなどの空き容器に尿素と水道水を入れる
2 ふたをして、尿素が溶けるまでよく振る  
3 グリセリンを加える  
4 ふたをしてよく振って出来上がり
※冷蔵庫で半年保存できます  
※美肌水を顔や体に使用するときは、水道水で薄める
顔:原液の10倍  体:原液の5倍 かかと:原液そのまま
※薄めたものは常温で2週間(冷蔵庫では1カ月)以内に使い切る

●ミョウバン原液
[用意するもの] 
焼きミョウバン……50g(もしくは生ミョウバン75g)  
水道水……1・5l 
なべ(アルミ製ではないもの)  
ろうと  
ペットボトルなどの空き容器  
※ミョウバンはスーパーなどの食品売り場で1袋100円前後で入手できる
※水道水500mlの場合は、焼きミョウバンは約17g

[作り方]  
1 アルミ製以外のなべに水道水750mlを入れ、火にかけ沸騰させる  
2 ミョウバンを入れ、ミョウバンが溶け切ったら火を止める  
3 水道水750mlを入れて冷ます  
4 よく冷めたら、ろうとを使ってペットボトルなどの空き容器に移す  
※ペットボトルなどの空き容器に水道水と焼きミョウバンを入れ、2~3日放置しておいても作れる 
※常温で半年保存できる
※体に使用するときは、水道水で原液を20~50倍に薄める

●ミョウバン銅貨浴
ミョウバンは皮膚の防御作用を高めるうえ、殺菌性があります。
また、銅(10円玉硬貨)にも殺菌性があります。
この2つを組み合わせたミョウバン銅貨浴で、夏の肌を清潔に保ちましょう。 

[用意するもの]   
ミョウバン原液……ペットボトルのキャップ5~10杯  
10円玉銅貨……20枚  

[やり方]
ミョウバン原液と10円銅貨を浴槽にためたお湯の中に入れる 
※湯ぶねにハッカ油(薬局で20ml400円前後で入手できる)を2~3滴加えると、冷感作用が得られる

●下着のあせも対策
1 ミョウバン原液を水道水で10倍に薄める  
2 洗濯後、下着にミョウバン水を染み込ませてから乾かす  
3 下着を裏返しにし、縫い目を外にして着用する

参考資料 
『ゆほびか』連載「今井医師のとっさの知恵袋」

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