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今年の終わりに  震災と私たち

3月11日の震災の後、新聞で読んだ記事です(ちょっとうろ覚えです)。

津波の被害に遭った高校生の女の子が語っていました。
地震の後、お母さんといっしょに丘のほうへ逃げていたら、津波が迫ってきました。
そのときに、お母さんはがれきに足を取られ、動けなくなってしまったのです。
お母さんは必死の形相で、女の子に言いました。

「あなただけは逃げなさい! 早く!」

水がどんどん迫り、女の子はお母さんをその場に置いて、丘に走りました。
「お母さん、お母さん……」
そう言いながら。

女の子は助かりました。
ただ、たくさん後悔しました。
最近、友達づきあいや学校の勉強で忙しくて、お母さんとあまり話をしていなかったからです。
「ありがとうって、言えなかった」
女の子の言葉で、記事は終わっていました。

震災で亡くなられたかたがたのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

命は限りあるもの。
どこでどう人生が終わるのかわかりませんが、今の瞬間を一生懸命生きること。
たいせつな人ならば、ふてくされたりあまのじゃくな態度を取ったりせず、たいせつにすること。

何事もなく過ぎる毎日を、ありがたいと思うように。
新しい年を迎えるに当たって。

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