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日本人の弱点「鼻」トラブルを克服する!

先日、ブログで呼吸法が最高の健康法だと書きました。
呼吸に深く関係するのが、鼻です。

鼻のトラブルがない人には、その重要性がピンと来ないのでしょう。
私事ですが、花粉症シーズンの今、鼻が詰まって、苦しくて、夜中に何度も目が覚めます。
鼻のかみすぎで、頭痛がし、首がこっています。
妊娠中に副鼻腔炎になったときは、あまりにも眠れなくて体力を消耗し、やせていってしまいました。
産婦人科医からは「きちんと体重がコントロールできていますね」なんて褒められて、「全然違うんだけど……」と内心思っていました。

鼻水や鼻詰まりは、不眠を招き、集中力を低下させるので、危険です。
鼻が快適な状態を保つにはどうしたらよいのか、個人的に民間療法などを調べてきました。

○小鼻の脇にあるツボを押す
小鼻の脇には迎香(げいこう)というツボがあります。
両手の中指の腹を、迎香に当てます。
顔の骨に垂直に圧力がかかるように、中指の腹で迎香を押します。
ゆっくりと3秒押して、3秒休む。
これを3回くらい繰り返すと、鼻が通ってくることがあります。
私の場合、効くときと効かないときがあります。

○足の親指の横をもみほぐす
これには根拠がなく、私が足をもんでいて気づいたポイントです。
足の親指で、第2指(手で言うところの人さし指)側を、もんでみましょう。
とても痛く感じたら、ここをもみほぐします。
手の親指と人さし指で、足の親指を横から挟み、イタ気持ちよいぐらいの力で、ぐりぐりともんでいると、鼻が通ってくることがあります。
不思議なことに、左足の親指をもむと右の鼻の穴が、右足の親指をもむと左の鼻の穴が通ってきます。

○ドクダミの生葉を鼻の穴に突っ込む
これは、薬草書に書いてあった、由緒正しき民間療法です。
道端に生えているドクダミの葉を1枚取り、汁が出るようにもみほぐします。
そして、汁が出てきた葉を丸めて、詰まっているほうの鼻の穴に突っ込むのです。
10年ほど前、ドクダミの特集を組んだときに、私はこの方法を試しました。
そのときの効果を覚えていないので、それほどのものではなかったのでしょう。
ちょうど今、ドクダミが生え始めていますので、また試してみます。

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トンデモ情報と断じると、人生損ではないでしょうか

人はみな、わかることだけを聞いている ゲーテ

私はグルメ番組を見るのが大好きです。
いつもスゴイと思うのが、ギャル曽根さん。
きっと誰もが「なぜ、あんなにたくさん食べてもやせているのだろうか」と、一度は不思議に思ったのではないでしょうか。
しかし、テレビの力は偉大で、「大量に食べても、健康で、やせている女性がいる」ということに、私はすっかり慣れてしまいました。

「大量に食べても、健康で、やせている女性がいる」ということは、「ほとんど食べなくても、健康で、ふっくらしている女性がいる」可能性も、当然あります。
しかし、スポンサーの意向か視聴率の関係か、少食がコンスタントにテレビ番組で紹介されることはなかったでしょう。
あるいは、世の中の「食べてもやせたい願望」とは対極にあることだから、取り上げにくいのかもしれません。

私たちは、自分の想像や願望としてあること、自分にとって都合のいいことは、簡単に聞き入れられます。
先に述べた例では、「大量に食べてもやせる」ということですね。
一方、自分が想像したこともないこと、自分にとって都合が悪いことは、「あやしい」「ウソだ」と簡単に否定しがちです。

ある情報について、どのような態度を取るかは個人の自由です。
しかし、よく調べもせず、あるいは周囲の人のうわさ、本やテレビ、インターネットの情報だけで、「ある」「ない」を決めつけるのは、人生、損ではないでしょうか。

冒頭のゲーテの言葉について、「私たちは、自分が簡単に理解できる範疇のことしか聞こうとはしない。理解するのに努力を要することは、インチキだと否定したり、右から左へと聞き流したりする」と私は解釈しています。
そんな生き物だと自覚しておいたほうがいいと、ある意味、警鐘を鳴らしているのではないでしょうか。

自分が思っているより
体は奥深い

偉そうなことを書いてしまいましたが、私自身も、編集の仕事に就くまでは「学校で習ったことがすべて」というような頭の持ち主でした。
習ってこなかったことは「ありえな~い」と笑い飛ばしていました。

今思えば、受験受験で正解だけを求めてきた、頭でっかちの若い女だったと思います。

仕事を始めると、断食で難病を克服した、青汁だけ飲んでいるのに元気、忍者として活動している、山伏として修業している、ニンジンジュースを飲んだら視力が回復した、玄米をジュースにして飲んでムキムキのおじいさん、など、自分の想像の範疇をはるかに超えた人たちがたくさんいました。
そんな人に電話をしたり、会いに行ったりして、私たちの体には、よくわからないけど、とてつもない力が潜んでいるのだと感じました。

個人差が大きいから
マニュアル化は難しい

冒頭で、「ほとんど食べなくても、健康で、ふっくらしている女性がいる」ことを書きました。
この女性は、以前ブログで紹介した森美智代さんです。
10年ほど前でしょうか、森さんにお会いしたときに「えっ、青汁で生活している人が、こんなにふっくらしているなんて!」と驚きました。
森さんには、20代で小脳脊髄変性症を患われたこと、断食と少食で回復されたことを伺いました。
森さんは著書を出されていますので、詳しいことをお知りになりたいかたはそちらを読んでください。

私が思うのは、世の中には「食べたほうが元気になる人」「食べないほうが元気になる人」がいるということです。
ギャル曽根さんも、森さんも、同じ人間だけれど、なんというか、その在り方というか、体のしくみが正反対なんだろうと思うのです。
きっと、ギャル曽根さんが青汁で生活すると、健康を保てなくなるのではないかなと。

体の不調や病気は、体のしくみや在り方とは合ってない生活を送っているサイン。
体のしくみや在り方は、人それぞれ。
だから、自分自身で観察して、分析して、どうすれば体の不調や病気を経過できるかを判断することのです。
あるいは、多くの病気ではなく、多くの人間を診てきた医師に相談するのもいいでしょうね。

世の中には、ほとんどお金がかからない健康法がたくさんあります。
それを片っ端から自分で試していき、体調を分析することこそ、科学的な態度かもしれません。
小松菜やニンジンでジュースを作るのもよいし、ふくらはぎをもむのもよいし、腰を回すのもよいでしょうね。

お金がかかる・ある特定の団体に所属しなければならない健康法は、私はお勧めしません。
お金をかけると「元を取りたい!」という欲が湧いて、効果を冷静に判断できなくなります(これを、今井龍弥医師は「価額効果」と皮肉っていましたが)。
団体に所属すると「○○さんが言っていたから……」的な要素が入り、自分ではなく他人の判断が入ってくる可能性が高まります。

さておき、体についての決めつけや思い込みを捨てるのが、いちばんの健康法だと思っています。


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息を吐いて、吸う。これが最高の健康法

深呼吸で
心身が緊張する!?

20年以上も、さまざまな健康情報を集めてきましたが、けっきょくは息を吐いて吸うことがいちばん効果的な健康法だと思います。

「えっ、そんな簡単なことが!?」と怪訝に思われるかもしれませんが、呼吸は簡単ではありません。
「深呼吸がいいなんて、知ってるわよ」とがっかりされるかもしれませんが、案外、やり方を知らない人は多いものなのです。

とても印象的だったのは、とある総合病院の耳鼻咽喉科医師Aの深呼吸に関する解説。

耳鳴りやめまいなど、症状を訴えて受診する患者さんの多くが、自律神経が乱れていたのだそうです。

自律神経は、私たちの意思とは無関係に、血流や内臓の動きなどをコントロールしています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
緊張・活動のときに優位になる交感神経と、弛緩・休息のときに優位になる副交感神経が、絶妙にバランスを取って、体の働きはコントロールされているのです。

余談ですが、自律神経について「交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスを取り」や「交感神経と副交感神経が拮抗して」などと表現されることが多いですね。
しかし、自律神経を研究してきた医師や大学名誉教授のお話では、交感神経と副交感神経は力を張り合っているわけではないようです。
「仲のよい夫婦のような関係」と、ある医師は表現していました。

自律神経の話をすると長くなるので、ここでは置いておきましょう。

現在では、自律神経の働きや呼吸の深さなどを計測できる機器があるようですね。
医師Aは、患者さんの自律神経や呼吸を計測し、症状の強さなどとの関連について調べていました。

そこでわかったのは、「ふだん浅く呼吸している人が深呼吸しようとすると、交感神経が高まる」ということでした。

深呼吸は心身をリラックスさせ、副交感神経を優位にするなどと一般に言われています。
しかし、呼吸が浅い人については逆効果になる可能性が高いのです。
理由は、呼吸が浅い人は胸で呼吸をしがちで、息を深く吐いたり吸ったりしようとすると肩が上下するなど力んでしまいます。
言い換えると、おなかで深く呼吸をする体ができていなければ、深呼吸で緊張し、交感神経がますます高まるということです。

深く呼吸ができるよう
体を整える
ところで、ヨガの人気が高いですね。
専門誌も出版されていて、モデルや女優が表紙を飾っています。

「ヨガでは呼吸が重視されている」と言われていますが、厳密にはちょっと違うようです。
体をねじったりひねったりしてポーズを取ることを「ヨガ」と呼んでいますが、ポーズを取るのは「アーサナ」と言って、ヨガの1段階に過ぎないとのこと。
このことは、“ヨーガ行者の王”と呼ばれている男性と、医師Aから聞きました。
ヨガには8つの段階があるそうです。
最初の段階は、ウソをついたり、暴飲暴食したりしないこと。
次の段階は、感謝し、努力すること。
3つ目の段階が、アーサナ。
さらに上の段階が、呼吸とのこと。
(詳しいことは、ヨガを紹介しているサイトを参照してください)

この話を聞いたとき、私は「最初の段階ができていない……」と思いました。
アーサナというポーズを取るほうが、いつも正直であることより簡単じゃないのかなと思ったのですが、ヨガの聖人は違ったのですね。

ポイントは、アーサナよりも呼吸のほうが1段階上にあるということ。
体を整えて、ようやく呼吸法に入れるのですね。

私個人の印象ですが、満腹の状態だと、深く呼吸をすることが難しくありませんか。
また、腹筋が弱ければ、深く呼吸をすることが難しくありませんか。

逆を言えば、深く呼吸していると腹八分目で満足できそうだし、腹筋も鍛えらて姿勢がよくなりそうです。
ちなみに、ブレサリアンと言って、食べ物を摂取せずに呼吸だけで生活する人もいるようですね。
ブレサリアンなのでしょうか、あるお坊さんが「うっかり食事をしたせいで、元気が出ない」と言っていたのだとか。
通常の感覚だと、逆ではないかと……。

不食の境地は置いておいて、呼吸を簡単・大ざっぱにとらえないで、どうすれば呼吸が深くなるのか、どんなときに浅くなるのか、自分で意識することが、健康に暮らすためにたいせつかもしれません。
耳鳴りやめまいだけでなく、なんでもかんでも自律神経の乱れを原因にするつもりはないのですが、自分の呼吸を意識するのにはお金がかからないので、試して損はないのでは。

深く呼吸ができるように体を整えるには、やはりヨガがいいのでしょうね。
4000年以上も歴史があると言われていますし。

なんだかめんどうだという人は、まずは座りっぱなし・家にいっぱなしの生活をやめるだけでも効果があると思います。
整形外科医Bに聞いたのですが、人間の体は動くことが標準仕様とのこと。
だから動かないと不健康になるようにできているんだそうです。
「立つだけでもいいんです」と整形外科医Bは話していました。
立ち上がるのでしたら、すぐにできますね。

ちなみに、ヨガには8つの段階では、アーサナ、呼吸より1つ上の段階に、瞑想があるそうです。
じっと動かずに瞑想するのは、体と呼吸が出来上がってから、ということですね。

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