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ラッキーを示唆する悪夢

私は以前から、ある夢に悩まされてきました。

それは、おぞましく、異常に汚いトイレの夢。
現実にはあり得ないほどの不潔さで、その夢を見るたびにどっと疲れていました。

あるとき、手相、方位、夢の占いでとても有名な人を取材したので、「う○ちの夢は金運アップを示唆していると言いますが……」と私は自分の不快な夢について話しました。
すると返事が「もったいない。宝くじは買いましたか?」。
「いえ、その夢を見たからと言って、別に何もしていません」と答えると「だから、そんな夢を見るのです!!」とお叱りの言葉が。う○ちの夢を見て私が行動を起こしていないから、夢の汚さがグレードアップしていくのだそうです。
手相の取材だったのですが、夢占いの著書をお土産にもらいました。

これから本を出す私。宝くじを買うのと同じぐらいの賭けをするわけです。これでおぞましいほど汚いトイレの夢を見なくなるかもしれません。
夢については、古い時代から世界各地で「将来の出来事の暗示」と考えられてきたようです。夢の解釈が重要視されてきました。
20歳期には精神科医のフロイトが『夢判断』を出版。
その内容とは反対の立場をアドラーは取ったようですね。ユングは批判的。
夢は抑圧されて満足できなかったことか、自分が問題視していることを指摘しているのか、集合的無意識を作り上げているのかはさておき、本出したことで見る夢も変化するのかをチェックしようと思います。
昨日はおぞましい夢だったので、今日は清潔な場所のすてきな夢を見たいな。

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カバー案ができました

「本棚にあってもうっとうしくない」をコンセプトに、書籍2冊のカバー案ができました。

カバーを作りながら、文字のバランスで表記を変えたりしています。
『女性の体の知恵』
Chiecover
『ふろに入らないほうが美肌になる』
Hurocover
これから調整が加わるものの、どちらもまあ、書店では目立たないでしょうね(書店に置かれませんが)。
以前の勤め先では「カバーには金赤を!」というスローガンがありました。今のデザイン案は当時は予想だにしなかった地味さ。
リトルプレスのおもしろさだな~なんて感じています。

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見た目ではわからない、言っていることが全部ウソ男という話

20年近く前でしょうか、経歴、人脈など口にすることがほぼでたらめな、ウソつき男と仕事をしました。

ウソつき男は、さまざまなつてをたどって、編集部の上の人間と知り合い、村おこしをしたいある地域への取材を取り付けました。
私は20代で、ウソつき男はおそらく40代。
当時、私は新入りの編集部員だったので、上の人間の指示で取材に行くことも少なくありませんでした。それで、私がウソつき男と仕事をすることになりました。
見た目は「その辺によくいる業界人」で、口からはさまざまな情報が出てくるし、顔が広いようなので、私は何の心配もなく彼と取材に出かけました。

しかし、現地に入ってから、「全部ウソじゃないか!」と私は気づいたのです。
コーディ―ネートできるほどの人脈はなく、マスコミの人間を連れてくるからとその村でも吹聴していたようです。
取材を続けるうちにボロが出てきて、尻拭いは私。

ウソつき男は悪人ではなく、編集部や村から大金をだまし取ることなどありません。
ですから、直接の損害は被りませんでした(私の心理状態はさておき)。
もしかしたら、当の本人もウソと現実の区別がついていなかったのかもしれません。

取材は終わり、無事に記事も出せましたが、ウソつき男は多方面で本性が暴かれて、仕事を干されたらしいと編集部の上の人間に聞きました。

後日、飲み会で「言っていることが全部ウソな男がいた」と話すと、一緒に飲んでいたメンバーも「いるいる!」と盛り上がりました。
私が強烈に印象に残っているのは1人だけなのですが、世間でウソつき男は珍しくないようです。

「人間は見た目が9割」とか「第一印象が大事」などと言いますが、自分が身だしなみを整えるのはよいとして、他人を外見で判断すると痛い目に遭います。
有能な人や善良な人に見えても、口が達者でも、中身はわかりません。

昨日、ブログで顔の重要性について私は書いてしまいました。
しかし、3日前の対談取材でも、スタッフとの雑談で私が「やっぱり顔が大事だね」と話していたら、男性カメラマンから「あなたは違うでしょ! 原稿書いてナンボでしょ!」とたしなめられました。
社会人たるもの、自分の仕事をきちんとこなさなければ認められないのです。
学生も、顔いじりにうつつを抜かすのではなく、勉強に励むべきです。年を取れば、新しいことを吸収する能力が衰えていくのですから。

話がそれました。

ウソつき男と会うまで私は「ちょっとウソはつくだろうが、全部ウソはあり得ない」という感覚でした。
そんな人間に会ったことがなかったので、存在を予想だにしてなかったのです。
私のような感覚の人は少なくないのではないでしょうか。
しかし、現実には全部ウソ人間がいるのです。

私は若いときに仕事でウソつき男と接触していたのでまだいいのですが、年齢を重ねてから私生活でウソつき男(あるいは女)と出会い、振り回されていたらと思うとぞっとします。

「言っていることが全部ウソである人間は身近にいますよ~。どんなに善良そうに見えても、話の裏は取りましょう」とこのブログで呼びかけたいと思います。
何度も書きますが、人間、見た目だけではわかりません。

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口が怠けて、たるんでいた!! 顔の筋トレのススメ

細かいパーツより
バランスが重要

一昨日、久々に美容関連の取材をしました。
記事になるまで詳細をブログに書けないのですが、ザックリ言えば顔の筋肉を鍛える方法で、美女対談の原稿も書きます。

私が普段よくお会いするのは医師や治療家で、私のほうも「社会人としてきちんとしていれば、それでいいだろう」という楽な気分。「そんなに私の顔を見ていないだろう」と思って、メイクも必要最小限でした(ときにはやっていないことも……)。
しかし、美容関連だと急に心配になるのです。
電車などで、メイクが顔と全然合っていない(眉の形やリップ・チークの色など)女性を見てギョッとした私。
私も自分ではきちんとしているつもりでも、「周囲をギョッとさせていやしないか」「20年前の古臭いメイクをしているんじゃないか」と気が重くなってくるのです。

この緊張感や自分の見直しは、40歳を過ぎた私には必要だなと、今、この文章を書きながら感じています。
つい怠惰になりがちで、自律神経的に表現すれば副交感神経優位の生活を送ってしまうからです。
「副交感神経優位はリラックスできていいのでは」と思われがちですが、うつ状態でも副交感神経優位。
気分がふさぐ方向に進むので、交感神経を優位にすることも大切なのです。
要はバランス。

美容関係の取材でも、テーマは筋肉のバランスでした。
私たちの年代だと「ここのシミが気になる」「シワを消したい」などと部分的に見てしまいがちですが、美しく見えるか、若く見えるかは全体のバランスが重要なのです。
加齢とともに筋肉が衰え、重力に従って顔のパーツは垂れ下がっていきます。
鼻の頭から上と、鼻の頭から下の割合を比べると、年を取ると下の割合が次第に大きくなるわけです。

美しい人たちは
努力を怠っていない

重力に対抗するのは、筋肉しかありません。
シミを消す化粧品を塗りたくったり、シワを消す手術を行ったりするよりも、筋肉を鍛える。食いしばりなどの癖があるときは、筋肉をほぐす。そして全体のバランスを整える。
美女たちは、もともと顔立ちが美しいのですが、美しくなる努力も怠っていませんでした。
毎日、顔の筋肉のトレーニングをしていたのです。一般人の私が怠けてどうする!!

そんな美女たちの対談の進行を私が行っていましたが、最後のほうは口が疲れてヨレヨレ。
最近は原稿を書く時間が長くて、あまりしゃべっていなかったことを実感しました。

さらに、録音を聞き直すと、私が話している部分が聞き取りにくいのです。
「えっ、こんなモゾモゾしたしゃべり方をしていたっけ??」と驚くとともに、がっかりしました。

そして昨日は原稿を作りながら、トレーニングのやり方を自分の顔で確認していました。
すると今朝、あごから首が筋肉痛に。
どれだけ口が怠けていたのでしょうね。

顔も体も老化するのはしかたがないけれども、今を保つ努力はしていきたいと、美女たちは語っていました。
時間は過去から未来へと止まることなく流れ続けるので、今のこの瞬間の私が、これからの人生の中でいちばん若いんですよね。
最近の私は「健康であれば、まあ、いいか」程度でしたが、一昨日の対談で「努力している女性は、表情が明るいな」と感じ、まずは毎日鏡で自分の顔を確認するようにしようと思い直しました。

自分の顔に注目することで
表情も気分も変わる

一昨日の取材の内容とは違いますが、私がこれまで取材した顔のトレーニングでお勧めしたいのは以下の3つ。
○あいうえおと大きく口を動かす 3セット
○舌を口の中で回す 時計回り・反時計回りを10回ずつ
Photo
○舌をべーっと前に突き出す 10秒間
1


普段、家族や友人とおしゃべりするぐらいだと、だらだらとした話し方になって口をきちんと使っていません。
口をしっかり使って話していないとモゾモゾとはっきり聞こえないので、10歳以上老けた印象になります。
「別にいいじゃん」と思わずに、口の周囲の筋肉を鍛えてみましょう。
顔のトレーニングで筋肉痛を感じると、「怠けていた分、鍛えると効果が大きいかも」なんて思えたりしますよ。

お金はいっさいかかりませんし、入浴中やトイレの中、町を歩いているときなどちょっとした時間で実行できます。

あとは、緊張感も必要ですね。
メイクの有無を問わず、自分の顔に注意を向けると表情も気分もメリハリが生まれます。
春になってなんとなくだるいなと感じるときは、他人の目になって冷静に自分の顔を見直してみると、自律神経のバランスも整うかもしれません。

舌回し・舌出しのやり方と効果については、日本歯科大学大学院新潟生命歯学研究科機能性咬合治療学の小出馨教授の著書『舌を回して若返る』『ほうれい線やたるみがスッキリ! 驚きの美顔メソッド ベロ回し体操』をぜひお読みください。

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矛盾することを行う→出版社始動

一昨日、日本図書コード管理センターから祥知出版についての確認の電話がありました。
ISBNなどの書類が「祥知出版」名で届くということ。
慌ててポストに社名を貼りました。

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そして今日、表札が届いたので娘と一緒に貼り直したのですが、右側が下がっています……
Img_1624

「矛盾する2つのことを行う」のは、書店の棚に並ばない本を作ることだったのかもしれません。
長年私は、書店で目立つ本を作ることだけに努力してきた人間でした。

一方。
現在、本のカバーのデザインを作っているのですが、「書店に並ばないのなら、家の中で悪目立ちをしない、邪魔にならない本を目指すようにしよう」などと思っていること自体に、驚きを感じています。
そんな本は、これまで作ろうとはしてきませんでした。

また世の中で、出産後も元気でメンタル面も健康に過ごしている人や、ふろに入ろうが石けんでじゃんじゃん顔を洗おうが平気な人のほうが多いのでしょう。
こうした大多数の人向けに、私はこれまで本を作ってきました。

それが祥知出版の本は、少人数の人向けに作ります。
たくさん売れなくても利益を出して、次の本作りにつなげる。
書店に並ばないことを前提にデザインし、書店営業も行おうとする。選択肢を一つでも多く見つけ、伝える。
なんだか自分でもよくわからない状況に前進していくつもりです。

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しつこくてすみませんが、産後を見据えて妊娠期間を過ごしてください

今日、インターネットで以下の記事を見ました。
一部引用です。
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<妊産婦自殺>10年で63人…東京23区 産後うつ影響か
毎日新聞 4月24日(日)2時30分配信
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 日本産科婦人科学会などの調査依頼に基づき、同院(東京都監察医務院)と順天堂大の竹田省教授(産婦人科学)が調査し、23日、都内であった同学会で報告した。23区の05~14年の自殺者の記録を調べた結果、「妊娠中」の女性23人と「出産後1年未満」の女性40人の計63人が含まれていることが判明した。自殺の時期では、「妊娠2カ月」の12人、「出産後4カ月」の9人が多かった。
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東京23区のデータではありますが、妊娠や出産が直接のきっかけで亡くなった方よりも、自殺者は約2倍多いのだそうです。

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 調査では、出産後に自殺した人の3分の1が産後うつだったことが分かった。産後うつは、ホルモンバランスの変化や育児の悩みなどから、国内で出産した女性の約10人に1人がなるとされる。また自殺した妊産婦の約半数が精神科の通院歴があった。妊娠中や出産後は社会から孤立しがちな上、胎児や母乳に影響する心配から薬の服用を中断して症状の悪化を招くケースが多いという。
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自殺は踏みとどまったものの、心身ともにギリギリの状態で産後を過ごした女性は少なくないのではないでしょうか。

無名のブログでどれだけ効果があるのかは自分でも疑問ですが、それでもしつこく書きます。産後を見据えて妊娠期間を過ごしてください。
http://shimeno.cocolog-nifty.com/zatubun/2016/01/index.html#entry-84472586

産後の状態は、個人差があるだけでなく、出産時の状況にも大きく左右されます。
3~5人出産したママたちに聞いたのですが、1人目よりも2人目の出産のほうが楽だったとは言い切れないのだそうです。「○人目だから楽ね~」ということはありません。
このように一般論と現実は違います。

「産後に甘えて、怠けるなんて! 私たちの頃なんて(くどくど)」と話すおばあちゃんも少なくありません。
これには言及したい点が多々あるのですが、ここではさておき、そんなおばあちゃんからは離れましょう。
ストレスが増えます。

女性は体を整えることで、心も整ってきます。
ダイエットで記事を書きましたが「骨盤回し」も有効です。
http://shimeno.cocolog-nifty.com/zatubun/2016/02/index.html#entry-84548473

心の問題を心(気の持ちよう、ポジティブシンキングなど)で解決しようとすると、状況がもっと悪くなる場合があります。
まず、体。
骨盤、姿勢、呼吸。
体から心にアプローチしましょう。

産後を健康に過ごし、子育てで楽にするために役立てていただきたい、妊娠中の過ごし方や心身のケアを1冊にまとめました。会陰切開・妊娠線の予防や母乳育児、逆子の直し方、無神経な周囲の人との付き合い方、骨盤ケア、子どもの育てにくさ、教育資金のため方などを紹介しています。

『女性の体の知恵  妊娠から子育てまで健やかに過ごす』
9784990901103
 

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ペンタブレット導入

筋トレを図解したいと思って、ペンタブレットを購入しました。

それで描いたのがこれ。
Photo_2
画力はまだまだですが、ポーズぐらいはわかるでしょうかね……
これを描いただけで、肩がえらくこりました。

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誕生日占い 数字の解釈

 このタロットカードは0(ゼロ)。番号がない「愚者」というカードです。

Img_1620

 カードに描かれた男は、誕生数占いを象徴しています。
 同じ場所にとどまることなく、旅をする男。
 私たちも、過去・現在・未来という時間を旅しています。人生は旅であり、私たちは時間の旅人。旅の目的があってもなくても、死ぬまでにどこかの場所に到達しています。それまでに私たちが歩く道を表しているのが、誕生数なのです。

 「愚者」のカードでは、帽子をかぶった旅人が荷物を担いで歩き、子犬がじゃれています。旅人の衣服や荷物が「パーソナリティー」に当たり、男の肉体が誕生日占いでの「誕生日数」・「名前数」が表す性格、子犬が「誕生月日数」が表す人生の寄り道、そして男が歩く道が「誕生数」が表す生き方です。

 旅人は非常に目立つ帽子と服を身に着けていますが、歩き続けているうちに暑くなって帽子を脱いだり、荷物を忘れたりするかもしれません。持ち物がなくなると不安になりますが、旅を続けるには身軽なほうがいいでしょう。
 旅人の体力や健康状態で、歩き方は変化します。
 とはいえ、肉体的な条件だけで歩く道が決まるわけではありません。『ウサギとカメ』ではありませんが、足が遅くてもゆっくりと時間をかけて山を登って、頂上からの景色を楽しめるでしょう。
 ときどき旅人を子犬が引き留めたり、子犬が先に進んでその後を旅人がついて行ったりすることもあります。
 そんな子犬との寄り道を楽しみながら、旅人は歩き続けます。

 では、私たちの人生はどうでしょうか。
 生まれつきかわいい顔立ちで裕福な家で育ち英才教育を施されたのか、見た目も経済面も平凡で親から放任されて育ったのかで、子どもの態度は大きく左右されるでしょう。自信たっぷりの子もいれば、キョロキョロと落ち着きのない子もいます。
 しかし成長するに伴って、子どもの印象は変化します。親の影響が薄れ、自分らしさを求めるからです。小学生の頃は目立ちたがり屋だったのに、思春期に自分の趣味に没頭してマイペースになることもあるでしょう。
 そして進学、就職、結婚など、人生の進路にかかわるタイミングで「困っている人を助けたい」「私は周囲の人と同じ生き方をしたくない」などという思いがふっと湧いてきます。この思いには強弱があるので、自覚しない人もいます。
 一方で、「おもしろそうだから、やってみよう」などと心惹かれて、新しい世界に少しだけ足を踏み入れることもあります。例えば「しがらみから解放されたい」とバックパッカーになったとしましょう。刺激が多くて楽しかったのですが、やがて「ちょっと違うかも」と感じ始めたり、旅先で貧しい人々に会って「助けたい」と援助する活動を始めたりするでしょう。
 自分の人生に満足するかどうか、どのように評価をするのかは、私たちの理性が判断すること。ですから誕生日占いの対象にはなっていません。

 そして誕生日占いの数字が示す傾向や方向性をもとに人生を解釈するのは、私たち自身です。生まれや育ち、外見、年齢、学歴などとは違った角度から人生をとらえ直す方法の一つとして、誕生日占いを使ってみてください。

[コラム]
 「子どもの頃は目立ちたがり屋だったが、思春期でマイペースになり、進学や就職で周囲を助けることをしたいと考えるようになったが、会社を辞めてバックパッカーになり、旅先で援助活動を始めた」という生き方を、タロットカードの旅人と誕生数占いに当てはめてみましょう。
誕生数占いタロットカードの要素→人生の傾向
パーソナリティー→旅人の衣服や荷物→目立ちたがり屋
誕生日数・名前数が表す性格→旅人の肉体→マイペース
誕生月日数が表す寄り道→子犬との寄り道→バックパッカー
誕生数が表す生き方→旅人が歩く道→周囲を助ける

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選択肢を一つでも多く見つける、一つでも多く伝える

 私の父親は自殺しました。
 とにかく元気で、旅行をしたり釣りに行ったり勝手気ままに暮らしてきたのですが、68歳で肺がんが見つかりました。手術でがんを切除できなかったので、入院して抗がん剤治療が始まりました。
 入院中、「家に帰りたい」と父親は何度も医師に訴えたのだそうです。そして一時帰宅することになり、父親と母親はドライブに出かけたりして過ごしました。そして、病院に戻る前日の夜、父親は自宅で首をつりました。翌朝早くに冷たくなった父親を発見したのは、70歳の母親でした。
 がんが発見されてから死ぬまでの間は、ほんの数カ月だったと思います。
 私は実家から遠く離れて暮らし、子どもの出産の時期と重なっていたので、がんが見つかった後は父親と会っていませんでした。ですから父親の様子を実際に見ていないのですが、母親も、実家の近くに住む兄も、まさか父親が死ぬなんて思っていなかったそうです。
 後でわかったのですが、抗がん剤による治療中に、父親は精神を病んでいました。母親が医師に聞いた話だと、うつのような傾向は出ていたそうです。母親にしてみれば、父親がそんな状態になっていることを病院側が家族に説明せず、一時帰宅させたことについて不信感を抱いていました。

 一般にがんの進行は、私たちが年を取るほど遅くなると言われています。入院して抗がん剤治療を受けてなければ、もしかしたら父親は今も生きていたかもしれません。

 日本肺癌学会のガイドラインは高齢者を75歳以上と定めているようです。68歳の父親は「高齢者」ではないので、標準的な治療を受けたのでしょう。
https://www.haigan.gr.jp/guideline/2014/2/140002050100.html

 父親の肺がんについて、私は種類もステージも知りませんし、抗がん剤の是非を問うつもりもありません。
 ただ、68年間生きてきた人の終わり方が、人生に絶望して自殺。治療とは、生きるために行うものではないでしょうか。それなのに生きる気力が奪われ、死ぬ体力だけが残されていたのならば、なんのために治療をしたのでしょうか。

 がんに限らず、治療にはガイドラインが設けられていることでしょう。しかし、あくまでも大まかな指針であって、医師から患者に強制されるものではありません。

 医師と患者の力関係は、病気や生死にかかわるので、医師のほうがはるかに強くなります。テレビドラマでもその様子が頻繁に描かれ、手術を受ける患者から担当医にお金を渡すシーンなども出てきます。
 私は「医師が開発した治療法を実行した患者さんに取材する」という仕事もしてきました。医師から紹介された人に電話で話を聞いたところ、「実は、あの先生のやり方、全然効かないんですよ。でもそんなことを言うと診察を受けられなくなっちゃうから、先生には黙っておいて」などと言われたことがよくありました。
 たいていの場合、患者は医師に話を合わせたりして、とても気を使うものです。

 ですから、「ガイドライン」と名が付いた治療でも、患者はそれを絶対視する可能性があります。そして治療を受け続けても回復しないときに、人生に絶望するのです。

 絶望しないためには、選択肢を増やすこと。
 そして年齢などの外的な条件ではなく、また、何が正しくて何が間違っているのかでもなく、「これからどのように生きたいか。死ぬまでに何をしたいか」という自分中心で治療を選ぶことが、どのように死ぬかにも関係するでしょう。

 その結果、長生きすることはあきらめても、自宅で最期を迎えるために準備を整えたり、青汁など今さらながらに健康によいとされるものを取り入れたりすることは、少しでも気持ちを前向きにしてくれるのではないでしょうか。
 あきらめても、絶望しない。

 この世界はわからないことだらけで、私たちが知らないことはたくさんあります。余談ですが、今の日本にも忍者(大学の特任教授)がいることを数年前に知り、片道5時間かけて取材に行きました。忍者が実在するのですから、治療法もまだまだあるはずです。選択肢を一つでも多く見つけ、一つでも多く伝えていきたいと思っています。

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やっぱり筋トレも

昨日は「歩くしかない」と書いたのですが、筋トレもやっぱり加えたほうが体はぐんと楽になるし、若返ります。
杉本彩さんを以前取材したときに「筋肉は、私を裏切らない」とお話しになっていました。
「なんてかっこいい女性なんだろう」と、スタッフ一同うっとり。



「筋トレの効果をじゅうぶんに得るコツ」に書きましたが、筋トレを行ってから歩くといいでしょう。
家事や仕事で体を動かし、ウォーミングアップが済んでいることを前提として、腹筋運動(シットアップ)をゆーっくりと5回。
上半身でなくても、首から胸までを持ち上げるだけで効果は得られます。
腹筋運動にはいろいろありますが、これも筑波大学を取材した際に筋電図を取って、シットアップがいちばん腹筋に効くと結果が出ました。
スクワットも優れた筋トレなのですが、やり方によっては痔になる可能性があります。
妊娠や出産で痔になった経験のある人には、お尻・太ももの筋トレでスクワットよりもゆーっくり5回腿上げをお勧めします。
5~10分程度、筋トレをしてから、ウォーキングに出かけるのが筋力アップとエネルギー消費量アップの両面で効果を上げます。



ポイントは、筋トレもウォーキングも、ほどほどにがんばること。
「明日もやりたい!」という余韻を残しましょう!

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女の不調を解消したいなら歩くしかない

 先日、仕事仲間と飲んだことをブログに書きました。その飲み会で話題になったのは、本のターゲットのこと。
 私が作ろうとしている『女性の体の知恵』『ふろに入らないほうが美肌になる』(タイトル変更)はターゲット設定が甘いというようなことを言われました。
 私もそう思います。だから出版社に企画を出しても通らなかったのだろうと。
 仕事仲間からは「更年期の本を出したらいいんじゃないの」と言われました。若い世代と比べて活字を読む世代だし、ターゲットととなる読者層は明確です。

 私には、更年期障害をはじめ女の不調を解消したいなら「歩くしかない」という結論が出ています。ただ、多くの女性はそんな話を聞きたくないよね~と薄々感じています。私は過去の仕事でザクロジュースや豆乳(イソフラボン)、漢方薬などを紹介してきました。体を動かすよりも、なにかを摂取する記事のほうが更年期対策には求められているという印象でした。ちなみにダイエットについても、体をあまり動かさずにやせたいというニーズは高いもの。

 それでも「歩くしかない」と結論付けた理由の1つは、私が仕事を始めた20年ほど前に、更年期障害と運動との関係を示すデータを見たことでした。九州にある大学だったと記憶しますが、運動すると更年期の症状が軽減すると発表していました。

 加えて、人間の体の構造から、運動をしなければ健康にはならないだろうと考えたのです。
 大人の骨の数は約206個。これほどたくさんの骨がある理由は、運動するためです。骨の数が少なければ、滑らかな体の動きはできません。2本の足で立って歩き回るために、人間の骨格が出来上がり、その周囲に筋肉が付着しているのです。

 運動で筋肉が伸縮すると、静脈が外側から圧迫されてポンプのように血液が心臓に戻ります。
 また、筋肉が熱も作り出しています。
 動くために進化してきた私たちの体は、動かさなければ血液が循環しにくいし、体温が下がるし、不都合が起こりやすいのです。じっと座っている、ゴロゴロ横になっている状態では、体調が悪くなります。

 そして、1週間に2回ぐらいエアロビなどの激しい運動や筋力トレーニングをするよりも、毎日こまめに歩き回ったほうがいいでしょう。「朝にジョギングして疲れたから家でゴロゴロする」というのは、本末転倒。
 1日の活動量を増やし、筋肉を動かす時間を長くすることを心がけたほうがいいでしょう。
 余談ですが「朝のジョギング」は、1日のリズムと筋肉の観点から、私はお勧めしません。
 朝に運動すると、やはり疲れて昼間の活動が落ちやすいこと。学生の場合は、朝練で授業中の居眠りが増えるそうです(睡眠の専門医の話)。会社員も、仕事の能率が下がっているかもしれません。
 そして、まだ筋肉をよく動かしていないのに、走って地面の衝撃を関節が受けると、故障する可能性があること。
 この2点から、ジョギングは夕方16時ぐらいに行うのが、1日の活動で筋肉の準備運動が済んでいるし、心地よい疲労感で夜の眠りもよくなるのでいいでしょう。

 歩くことと健康との関連で膨大なデータを取っている青柳幸利先生の話では、家の中で家事をして体を動かしても、1日の運動量は多くならないのだそうです(取材で聞いた話ですが、本にも書いてあるかもしれません)。
 「とにかく、外出して歩いたほうがいい」ということでした。
 なお、1日1万歩は歩かないようにします。病気予防に適した歩数があり、「歩けば歩くほど健康になるわけではない」という結果が出ていました。

 個人の体力やその日の体調で、どのくらい歩いたらいいのかは異なるでしょう。私は「30分以上を目安に、明日も楽しく歩ける疲労感」で歩く時間や距離を調整するといいと思います。

 自転車よりも歩いたほうがいいのは、以前のブログに書きましたが、腕を前後に振ることで肩甲骨が動き、骨盤も連動するためです。骨盤が刺激を受けると、卵巣や子宮といった骨盤内の臓器の血液循環もよくなります。また便秘の解消にも効果があります。

 歩き方も、ブログに書いた記憶があります。ポイントは、骨格に合わせたフォームにすること。さまざまなウォーキングが世の中で紹介されていますが、ねじりを加えたフォームは長時間歩くことに不向きだと私は思います。
 それから歩く前と後には骨盤回しをしましょう。
 プラスしたいのは、ふくらはぎのストレッチです。外反母趾や足底筋膜炎など足のトラブルを抱えている場合はふくらはぎの筋肉が固くなっている傾向があります。足裏とふくらはぎは連動しているので、ふくらはぎを十分に柔らかくしてから歩き、歩いた後は疲れを残さないようにストレッチを行ってください。
 ストレッチのやり方は、将来的には図解します。今、ちょっと余裕がありません(涙)。

 じっと家に閉じこもっていると、どんどん体が重くなります。1日の中で歩く習慣をつけるだけで、体調だけでなく、気分もずいぶん変わります。シューズと靴下にはお金をかけたほうがいいですが、そのほかはお金がかかりません。

 そうそう、シューズ。クッション性が高いもので、幅広過ぎないこと。「幅広のほうがいいのでは?」と思い込んでいる人もいるのですが、足にぴったりフィットするシューズを選んでください。シューズの中で足があちこち移動しないことが大事です。
 靴下は、五本指タイプをお勧めします。歩くときに、靴底を指でぐっとつかむ感覚が出るといいですね。

 暖かくなってきたので、水分補給も忘れずに!

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矛盾する2つのことを同時に行う

私は編集者として、年配の女性に取材をしていました。
同行しているライターが、リフレクソロジーに詳しい看護師で、これまで私が何度か取材してきた女性でした。
おかしな話なのですが、私は彼女とともに取材を行い、こちらが聞きたい話を先方から引き出そうとして苦労していました。
取材テーマは「野菜」。
ライターがさまざまな話を振っても、取材先の女性は「それはどうかしらね」といった肯定も否定もしない返事でした。
ライターが私に目配せをしたので、私が話題が変えました。
「矛盾する2つのことを行うようにという結果が出たとき、両方とも行うべきなのでしょうか」
どうやら私は、取材先に関することを調べておいて、「とある場所でお告げのようなものを聞けるのだが、矛盾する2つのことを行いなさいというお告げが出た」などの情報を仕入れていたようです。
取材先の女性の態度が変わり、熱心に話を始めたところで……

私はいきなり夢から覚めました。

そもそも、夢の中のライターは、現実世界では「先生」と呼ばれ、研究熱心な姿勢を私がとても尊敬している人です。
なぜその人と仕事仲間として取材に行ったのか、しかもテーマは彼女と無関係の「野菜」で、夢の中の取材先はえらい人のようですが医師ではありません。
取材で話がうまく回らないときの、ジリジリした雰囲気が、夢の中でも漂っていました。
ライターと取材先のやり取りをじっと聞きながら、私は頭の中で打開策をフル回転で探すことも、よく経験していました。
奇妙な現実感のある夢。

よくわかりませんが「矛盾する2つのことを同時に行う」がキーワードのようです。

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脱稿しました

『女性のからだの知恵』『「洗わない」スキンケア年代別ガイド』の原稿を書き終わりました。
これから最終の原稿チェックを行って、文字についてはこれで終了。

それにしても、ブログに書くときにも文章をチェックしていたのですが、読み直すと稚拙で我ながらビックリ。
これまでの慣れで、プリントアウトして赤入れをしなければダメだなと実感しています。

思い返せば、編集者になりたての頃は活版印刷。
特殊な文字は、写植屋さんに打ってもらっていました。
そして文字とイラストを製版屋さんに渡して版を作ってもらい、印刷所に渡すという流れ。

それから時間が流れ、自分でパソコンでデザインをする時代になりました。
私も年を取ったものです(笑)。

編集まではともかく、印刷や在庫管理、営業はまったく経験がありません。
何部刷って、部数でどのくらいのスペースが必要で、どうやって売ったらいいものか。
じっくり検討して、経験を積んでおこうと思います。

祥知出版としての目標は、「洗わない」スキンケアで皮膚科医の本を出版すること。
効果があった・なかった体験談を中心として、スキンケアをさらに掘り下げていければと思っています。
最初の2冊で出版社としての経験を積んで、実績とともに皮膚科医に取材依頼をしたいですね。



○これからの流れ

1 電話番号を追加する

今のところは、自宅兼事務所になる予定。
そのため、事務所用の電話番号を作ります。
NTTに追加番号サービス「マイナンバー」を申し込むことになります。
月額100円。
工事費はマイナンバー1番号ごとに700円

https://flets.com/hikaridenwa/service/mynumber.html

→ISBNの申請は、固定電話でなく携帯電話でよかったので、経費削減で携帯電話を使用しました


2 日本図書コードセンターにISBNを申請する
出版点数は10点以下になるので、7桁出版者記号を申請します。
料金20,000円+税。

3 JANCODEを取得する
申請料10,000円+税。
3年ごとに更新。

4 印刷を開始する
現時点の見積もりで、300冊だと182,120円。1000冊だと267,330円。

5 Amazon e託サービスを申し込む
登録料が9000円で、1年ごとに更新(Amazonのカードを申し込むことで、2000円がキャッシュバックされるらしい)。
委託販売で掛け率60%! 1000円の本だったら400円がAmazonに渡り、手元には600円が残ることになります。
Amazonへの送料は出版社側が払います。
週に3回の納入依頼が来て、梱包材で包んで段ボールに入れて発送するので、送料がかなりかかりそうです。

Amazon「e」集荷サービスは30回で10,500円。1回分(40kg以内)の送料が350円。

ゆうメールの場合、以下のとおり。
重量 ~150g ~250g ~500g ~1kg ~2kg ~3kg
運賃 180円 215円 300円 350円 460円 610円
https://www.post.japanpost.jp/service/yu_mail/use.html

今回、2冊出版して、1冊が210gになる予定。
2冊とも納入依頼がきたら420gで300円。


6 リトルプレスを販売してくれる書店に営業
買取の場合は掛け率を70%、委託の場合は60%でお願いする予定です。
納品は1冊からで、送料は先方が負担。
納品の際に納品書と請求書を同封。
精算方法は口座振込で、振込手数料は先方が負担。
先方の事情で返品するときは、送料は先方が負担。
当方の事情で返品してもらうときは、送料は当方が負担。

7 店舗を借りる
「子育て本・健康書カフェ 知恵の木」をオープンさせるために、店舗を借ります。
飲み物などを出したいので、食品衛生責任者の講習を受けて、飲食店の営業許可を取らなければなりません。
手数料16000円。

8 もう1冊本を作る
『「洗わない」スキンケア年代別ガイド』へのご意見や体験談をベースに、皮膚科医に具体的なスキンケアを解説してもらいたいと考えています。
実例がたくさん集まることで、どういうケースで効果があるのか、どんな状態で効果が出ないのか、悪化する理由は何かなど、掘り下げていける可能性があります。


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その後のイボ

息子のイボらしきものについて、昨年の10月にブログに書きました。

その後、ほったらかしに近い状態だったのですが、先日見ると患部がかなり浅くなっていました。
私の子ども時代も、土踏まずにイボと思われるものができたことがあります。
直径は7ミリくらいだったと記憶しています。
それについては、やっぱりほったらかしにしていたら、あるときポロッと取れました。
息子についてはかかとにできていたため、絶えず圧力がかかっているので、ポロッとはいかないようです。
それでも、確実に改善しています。
自然治癒力ですね。

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本題からそれますが、アレルギーについて

あとがき 本題からそれますが、アレルギーについて

 慢性的な症状の原因は、日常生活の習慣にあります。
 皮膚のトラブルについては、洗い過ぎともう一つ、アレルギーが原因として挙げられます。「洗わない」スキンケアという本のテーマからそれるので、アレルギーについてはあとがきで書くことにしました。
 ダニやペットの皮膚、卵・牛乳・小麦粉などの食品によるアレルギーで、湿疹やかゆみが現れることはよく知られています。一方、植物によるアレルギーが見落とされがちなのです。
 部屋に観葉植物をたくさん飾ると、おしゃれで癒される感じがするでしょう。ところが、葉にホコリがたまらないように拭いたり、枯れた葉を取り除いたりして植物に触れていると、かゆみなどが引き起こされる場合があります。
 「植物は自然で安全」というイメージを多くの人が抱いているようで、観葉植物が皮膚のアレルギー症状を招いているとは思っていません。そのため、観葉植物の手入れを続けて、症状が長引いてしまうのです。
 同じ植物を触っても、アレルギー症状が起こる人と起こらない人がいます。ほかの家族は平気でも、自分一人だけが過敏に反応する場合もあるでしょう。。
 植物によるアレルギーに思い当たったら、まずはすべての観葉植物を撤去しましょう。そして1種類ずつ観葉植物を部屋に置いて、アレルギー反応が起こるかどうか自分の体で確かめます。かぶれやかゆみといったアレルギー反応が出た観葉植物だけ処分するといいでしょう。また、皮膚科でアレルギー検査を受けることもできます。

 治療を受け続けたり、薬を使い続けたりしても症状が改善しないときに、私たちは落胆してしまいます。「一生治らないのではないか」と将来に希望が持てなくなるかもしれません。
 しかし、症状を引き起こしているのが普段の生活習慣で、案外簡単に原因を取り除ける可能性もあるのです。

 大切なのは、選択肢を増やすこと。
 自分の生活習慣を徹底的に見直すと同時に、世界にも目を向けると、症状を改善するために自分ができることは見つかるはずです。
 
 そして、スキンケアをはじめとした健康法は「日本人の99%に効いた」ことよりも、「自分は99%に含まれているか、それとも残りの1%なのか」のほうが重要です。また「AとBのどちらが正しいか」よりも、「自分に効果があるのはどちらなのか」のほうが重要でしょう。
 自分に効果があるかどうかは、試してみなければわかりません。確率や論理性を頭で考えるのは必要ですが、それだけでは目の前の現実はなにも変わらないでしょう。
 行動して、自分の体で検証することが症状を改善させるのです。

 ただ、次のような健康法は、選択肢から外したほうがいいでしょう。
●「これさえ行っていれば大丈夫」「どんな病気や症状にも効く」などと言われている
●実行するために必要となる金額が非常に高い
 特に注意したいのが後者のお金。私たちは高いお金を払ってしまうと、「その分、なんとか元を取りたい」という思いが湧いてくるものです。健康法については体にあまり変化がなくても、経済的観念で「高いから効くはず」などと思い込もうとするのです。体と頭がバラバラの状態で、冷静に検証できません。

 「洗わない」スキンケアについては、お金がかかりません。乾燥肌に悩む方々が検証して、効果を確かめていただければと願っています。
 最後に、娘が保育園を卒園するときに製作した文集の「お母さんの好きなところは?」という項目で、「ガザガザの手」と娘は答えていました。現在の私の手はひび割れるほど荒れてはいませんが、いつも乾燥しています。手をつなぐとき、娘はそれが気持ちいいのだそうです。ガザガザの手でも、悪いことばかりではありません。

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昔はものを 思はざりけり

昨晩、出版社勤務時代の仕事仲間と飲みに行きました。

今やろうとしていることや、出版社の現状など、話題はさまざま。
ただ、出版業界が厳しくなっている中で、私が製作している本たちは個人的趣味にしかならないというような結論になりました。
うーん、厳しい。
私はツイッターもフェイスブックもやめてしまいました。
業界の知り合いを増やす努力もせず、家に引きこもって作業しているだけ。
そんな人間が作っている本は、ごく少数の友人や親類ぐらいしか存在を知ってもらえないでしょう。望みとしては、育児本・健康書カフェ「知恵の木」をオープンしたら、お客様に見てもらえるかも。
出版社で編集をやっていた頃は、企画を出し、取材をし、原稿整理をし、デザイナーや印刷所とやり取りをするだけでした(「だけ」と言っても、それはそれで大変だったのですが)。
それが、ライティングから販売まで自分一人でやらなければなりません。
「昔は作りさえすればよかったんだな。本について、よく考えてなかったんだ」としみじみ。
SNSを始めるか……
しかし、編集作業真っただ中なので、間違いなく放置。
うーん、今は保留。
本を出版する→育児本・健康書カフェ「知恵の木」をオープンさせる→本の販売にも力を入れる(リトルプレスを扱っている書店に営業など)→SNSを始める、という感じでしょうか。
編集作業が孤独なせいか、人に直接会う仕事がしたいという欲求が高まっています。
自分の内部を吐き出すアウトプットが編集作業としたら、取材はさまざまな人から情報をインプットしてもらえる作業。
友達と会うことと、仕事で人に会うこととは、使う脳が違っているというか、前者が癒しとすれば公社が刺激かな??
緊張するけど、おもしろいし、楽しい。
ということで、まずは目の前の編集作業を終えて、何とか製本までこぎつけ、流通できるところまで持って行くことに集中しようと思います。
リトルプレス祥知出版は、個人的趣味だろうが何だろうが、家族にも「やる!」と決意表明をしたから、子どもに胸を張れるようにやり遂げましょう。
印刷・製本代を試算したら、昨年、フリーの編集者として稼いだ額でまかなえそうだとわかりました。
フリーの仕事をしながら、自分で本を出し、自分で選んだ本を売ることができるのが理想形。
とにかく前進あるのみ。

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『「洗わない」スキンケア年代別ガイド』コラム  世界の国々と日本を比較してみよう

 東アジア北部に位置するモンゴル。海から遠く離れた内陸にあるため、1年中乾燥していて、寒暖差の大きい気候です。日本の皮膚科医の調査では、首都のウランバートルの子どもたちは、日本と同じようにアトピー性皮膚炎が多かったとのこと。ウランバートルはビルが立ち並び、電気も水道もガスもある都市で、多くの人は公団住宅のような建物に住んでいるそうです。
 同じモンゴルでも、高原の紫外線と乾燥した風の中で暮らす遊牧民の子どもたちを診察したところ、全員スベスベで湿疹などありませんでした。遊牧民は移動式円形住宅(ゲル)で生活し、電気・水道・ガスがないので、生まれたときと結婚式ぐらいしかおふろに入らないようです。
 また、南アジアのネパールの農村に暮らす子どもたちにアトピー性皮膚炎はあるのかを日本の皮膚科医が調査したそうです。この医師が訪れたのはネパール中部で、雨季と乾季があります。雨季は高温多湿で、日本の夏と同様にかなり蒸し暑いようです。調査の結果、アトピー性皮膚炎の症状がある児童は、ネパールの農村にいなかったとのこと。教師や保護者によれば、子どもたちはおふろに入らず、水浴びも夏で月に1~2回程度で冬は行わないし、石けんもほとんど使っていないようです。
 世界規模では、International Study of Asthma and Allergies in Childhood (ISAAC)による小児アトピー性皮膚炎の有症率調査があります。U.K. Working Partyが作成したアトピー性皮膚炎診断のための質問表を用いて、1994~96年に調査が行われています。対象は56カ国(156都市)の6~7歳児 26 万人と 13~14 歳児 46 万人です。
 調査の結果、有症率が15%を超えたのがスウェーデン、イギリス、日本、フィンランド。有症率が1~3%と低かったのは、中国、インド、イラン、アルバニアでした。2001~03 年に行われた調査では、有症率がヨーロッパの国々で減少し、中近東や東南アジア、アフリカの国々では増加していました。
参考文献
『赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ本』52‐54ページ 著/すこやか肌を育てる会、監修/山本一哉 マガジンハウス 
和光堂ウェブサイト 赤ちゃん通信 No.28
http://www.wakodo.co.jp/company/babyreport/028.html
小林皮膚科クリニック院長・小林仁のブログ
http://ksclinic.exblog.jp/20539284/
マルホ皮膚科セミナー2011 年 2 月 3 日放送
http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-110203.pdf

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女性のからだの知恵 自信のない親だから子どもと一緒に成長できる

悩みは
心の糧

 子育ては毎日が試行錯誤。「子育てに100%自信がある」という親は、ほとんどいないのではないでしょうか。自信がないからこそ、ちゃんと子どもの成長を見届けようとするし、多くの人の声に耳を傾けようとします。
 親が自信がないのは、子どもにとって決して悪いことではありません。悩みこそが私たちを親として成長させてくれるエネルギーです。しかし、不安や心配が大きくなると、子育ての負担感が強くなってしまいます。
 子どもが問題を起こすと、たいていの場合、お母さんが責められます。事情を知らない周囲の人々が、「甘やかしすぎ」「育児放棄」などと好き勝手なうわさ話をするでしょう。
 学校の教師もお母さんを教室に呼び出して、「お友達とケンカして、困っています」「きちんと教育してください」「もっと愛情をかけてください」などと話すかもしれません。
 そんな状況でお母さんは神経をすり減らし、深く傷つくとともに、子どもの言動に過敏になります。きつく子どもをしかることもあるでしょう。
 ところで、育児と教育は次元が異なると私は考えます。
 育児は、赤ちゃんから就学前までに、主に体をケアして、健康に成長させること。
 教育は、就学前から社会人になるまでに、1人前に育てること。
 育児については親の課題で、教育は子ども自身の課題です。
 小学生以降の子どもが公共の場で問題を起こした場合、世間の目があるので親が子どもの代わりに謝罪をします。しかし、心理面では「これは子どもの課題であって、私の課題ではない」ととらえるの本筋だと思います。親と子どもで課題を分けてしまうと、親の肩の力が抜けませんか。
 そのうえで、なにが問題だったのかを子どもに説明し、どうやって解決するのかを子ども自身で考えると、親は子どもを叱る必要はなくなります。
 学校については、教室で生徒たちにどのように教えるのか、クラスをどのようにまとめていくのかは、教師の課題です。教室で起こっている問題を家庭の問題にすり替えるのは、教師の責任逃れとも言えるでしょう。教室で子どもがどのように振る舞っているのかを知るのは親の課題。子どもをどのように振る舞わせているのかは教師の課題。お互いの課題に土足で踏み込まないことが礼儀ではないでしょうか。
 同様に、うわさ話をしたり、心無い言葉をかけてきたりするのは、親切ではなく無神経な人。無神経な人からは自分が離れるしかありません。このときのキーワードは「ありがとうございました」です。口に出してもいいですし、心の中でもかまいません。「ありがとうございました」という過去形の表現は、相手との関係もいったん終了させることを意味するのです。

お母さんは
いつもがんばっている

 お母さんには休みがありません。たとえ体調を崩して食欲がなくても、子どもたちの食事は作らなければならないし、お母さんが動かなければ家の中はグチャグチャで混乱するでしょう。
 子どもを生んでから、お母さんはずっとがんばり続けているのです。その活躍を「私はえらい!」「すてき!」「いつもがんばっている!」と自分で褒めましょう。
 自分を褒めるのに抵抗がある人は、鏡に映った自分に向かってお辞儀をすることをお勧めします。
 もう一つ、1日の中で1分でもかまわないので、自分の体を整える時間を作りましょう。例えば、きれいに片づけた部屋は、なんとなく毎日を暮らしていると、1週間後には物があちこちに散らかった状態になります。同様に私たちの体も、本来は秩序だった生命活動を行っているのですが、日々の生活を送る中で次第に秩序が崩れ、心身が不健康になっていくのです。部屋を片づけるように、体を整えることは気持ちよく生きていくうえで欠かせません。骨盤回しは、いつでも・どこでもできるのでお勧めです。
 体が整うと、子育てなどの悩みをうまく受け止めたり、受け流したりする心の柔軟性も自然と生まれます。
 
 

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『「洗わない」スキンケア年代別ガイド』パート5 大人のスキンケア

パート5 大人のスキンケア
 ガサガサした部分やニキビをメイクで隠そうとすると、触る頻度が高くなり、皮膚のバリア機能を低下させます。自分が気になるところをカバーをするのではなく、気に入っているところ・自信があるところを目立たせるようなメイクをするといいでしょう。
 コスメ選びで重要なのは、落としやすい点。リキッドやクリーム状ではなくパウダーを選びましょう。

乾燥肌・敏感肌の場合のメイクの選び方
 気になる部分をカバーするのではなく、目や唇などのポイントを目立たせる
 植物由来の化粧品やスキンケア用品も化学物質であり、皮膚を刺激するので、使用を控える
 皮膚にとってメイクは大気中のホコリと同様に汚れなので、「崩れにくい」「化粧直しがいらない」などとうたった商品は「皮膚からはがれにくい化学物質のホコリ」ととらえて使用を控える
 登山や海水浴など、紫外線を浴び続けるとき以外は、紫外線を跳ね返すパウダーファンデーションを、下地なしで皮膚にはたく

 目元や口元が目立つと、相対的にあごやほおは目立たなくなります。気になる部分にコンシーラーやファンデーションを厚く塗るのではなく、自分の魅力を一層アップさせるポイントメイクを行いましょう。そうすれば、トラブルのある部分への刺激が減らせます。
 パート2に書きましたが、植物由来の化粧品は重大なアレルギーを引き起こす可能性があります。加えて、民間療法的に使われてきたカミツレなどのハーブも、煎じ汁(お茶)と抽出エキスとでは別物です。化粧品に使われているエキスではアルコールや酵素反応などによって抽出されているので、特定の成分だけ高濃度であるなどのケースがあるからです。敏感肌の人はできるだけ化粧品を使わないようにし、皮膚のバリア機能を取り戻すことが大事です。
 皮膚にとっては、コスメもホコリも同じ汚れ。「崩れにくい」「化粧直しがいらない」というコスメは、頑固な汚れなのです。当然、頑固な汚れを落とすには強力な洗浄剤、つまりはクレンジング剤を使うことになり、皮膚への刺激が強まります。同窓会やパーティーなど特別な日以外は、パウダーをはたく程度にしましょう。顔を洗わなければ皮脂があるので、下地クリームは不要です。
 紫外線の害である光老化を防ぐため、日焼け止めを常用している人は多いでしょう。皮膚科医が日焼け止めの使い方を指導していたのですが、1回で使う量は500円玉大。これを皮膚に載せて伸ばすのですが、顔が白浮きします。白浮きを解消しようとなじませる結果、皮膚をこすってしまうことになるのです。
 登山やゴルフ、海水浴など、屋外で長時間過ごすときは日焼け止めが必要ですが、買い物や通勤程度なら、つばの広い帽子とパウダーファンデーションで十分に紫外線をカットできます。
 角層は、皮膚の奥にある真皮などを紫外線から守る働きもしています。皮膚をこすらないほうが、紫外線によるダメージを防げるのです。

 

ニキビができたときのスキンケア
 ニキビをカバーするのではなく、目や唇などのポイントを目立たせる
 マスクは、皮膚に摩擦が生じ、炎症が悪化するので避ける
 ストレスがあると皮膚を洗う・かく行為を招き、炎症が起こりやすくなることを再確認する

 パート4の思春期のニキビとは違って、角層の乾燥が原因になりやすいものです。角層には適度の水分が含まれているのですが、この水分は自分では気づかないような汗(不感蒸泄)によるものです。
 ○ページでティッシュペーパーを例に角層を説明しますが、間違って洗濯したティッシュペーパーが乾くと、硬く丸まって1枚ずつはがれないものです。角層も同様に、一度濡れてから乾くと、古くなった細胞がアカとしてはがれ落ちにくくなるのです。その結果、角層が分厚くなり、汗が表面まで届かなくなって、角層が乾燥して縮こまってしまいます。毛穴も縮むので、ホコリやアカが詰まり、皮脂が毛穴の中にたまってニキビができます。
 仕事や対人関係などで悩むと、無意識のうちに皮膚を洗ったりかいたりしやすくなります。また、髪の毛や眉毛を抜いたり、唇の皮むけや爪のささくれをいじって引っ張ったりする例もありました。皮膚は 「肌は内臓を映す鏡」であると同時に、「心を映す鏡」です。ニキビは、内臓と心が休憩を求めるサインなのかもしれません。


手荒れのスキンケア
 ひび割れなどができた場合は、寝る前に割れた部分だけにワセリンを塗ってラップで覆うと傷がふさがりやすい
 手を水やお湯で濡らす回数を、できるだけ減らす(ゴム手袋やポリエチレン手袋などを利用)
 紙(本や雑誌も含む)や乾いた洗濯物を手で扱うときは、ワセリンを塗ってから綿手袋などをはめる
 手を洗った回数をスマートフォンや手帳などに記録する

 手荒れで最優先するのは、あかぎれやひび割れなど傷のケアです。傷があると細菌感染しやすいうえ、痛みによるストレスで末梢血管の血流が阻害されて、皮膚の状態はどんどん悪化します。保湿などは後回しにして、傷をふさぐケアをしましょう。
 傷を早く治すのが、「湿潤療法」です。使用するのはワセリンと傷の大きさに切ったラップ、医療用のテープです。テープは安いものでかまいません。
 まず傷を水道水で洗い、タオルで水気をよく吸い取ります。ラップにワセリンを少量塗り、傷にかぶせたら、テープで固定します。テープがはがれやすいのですが、そのたびに貼り直しましょう。面倒なら寝る前だけ湿潤療法を行います。傷の深さにもよりますが、一晩で傷がくっついてふさがるでしょう。
 傷への刺激と乾燥を避けるために、手をできるだけ濡らさないようにします。
 また、紙や布は、皮膚の水分を奪って乾燥させるだけでなく、角層をこすってダメージを与えます。手が荒れているときは、本を読む前や洗濯物を畳む前は、手にワセリンを塗って綿手袋をはめましょう。しばらく不便でしょうが、角層のバリア機能を取り戻せば、手袋などは不要になります。
 手を濡らすような仕事や家事をあまり行っていないのに手が荒れている場合は、無意識のうちに洗い過ぎている可能性が高いでしょう。一度手を石けんで洗ってハンカチで拭いたのに、数秒後にまた手を洗っているというような行動を取るケースもあります。なにかしらのストレスがかかっているかもしれません。手を洗った回数を記録したり、手を洗う行動を意識したりすることで、手洗いを抑制できます。ハンドクリームを何度も塗るよりも、自分の行動に注意を向けましょう。

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