« 2016年11月 | トップページ

子どもにも教えたい、「全部デマカセ人間」を寄せ付けない論理力

20年近く前でしょうか、経歴、人脈など口にすることがほぼでたらめな、全部デマカセ男と仕事をしました。

全部デマカセ男はさまざまなつてをたどって、私が所属していた編集部の上の人間と知り合い、村おこしをしたいある地域の記事を作ることが決まりました。
私は新入りだったので、上の人間の指示で私が記事を担当することになりました。
当時、私は20代で、全部デマカセ男はおそらく40代。
見た目は「その辺によくいる業界人」で、物腰は柔らか。
「村おこしをしたいという地域に、私は力を貸したい」と情熱を語りました。
顔が広くさまざまな情報を持っているようなので、私は何の心配もなく彼と取材に出かけました。

しかし、現地に入ってから、「全部ウソじゃないか!」と私は気づいたのです。
コーディ―ネートできるほどの人脈はなく、マスコミの人間を連れてくるからとその村で吹聴していたようです。
取材を続けるうちにボロが出てきて、なぜか尻拭いは私。

幸い、全部デマカセ男は編集部や村から大金をだまし取ることはなく、記事を無事に作ることができて直接の損害は被りませんでした。
その後、全部デマカセ男は本性が暴かれて追放されたらしいと編集部の上の人間に聞きました。

私が会った全部デマカセ男はそれほどの悪人ではなかったようですが、世の中には男女問わず、極悪人の全部デマカセ人間がいるようです。
「北九州監禁殺人事件」の松永太、「尼崎連続変死事件」の角田美代子、そして25歳の女性を暴行死させた容疑で逮捕された 田口恵子容疑者。
彼らは他人のお金だけでなく命までも奪っていきました。
そして子どもたちも事件に巻き込まれています。

全部デマカセ人間の共通点は、自分で働いてお金を稼いでいないこと。
そして、自分よりもさらに弱い人たちからお金をむしり取ろうとすることです。
ですから、接点づくりが巧みで、他人の弱みに敏感で、なおかつ口がうまいわけです。

全部デマカセ人間の傾向は、次のとおりです。
[初対面]
○非常に愛想がよい
○口がうまく、ほめ上手
○パリッとした服装だったり、気のいいおじさん・おばさん風だったりして、外見からではわからない
○低姿勢
○接点づくりがうまい(遠い縁故をつなげる)

[その後]
○自分で責任を取らない
○弱みを握って恐喝する(暴力をふるうケースが多い)
○何度も押しかけてくる
○落ち度をとがめる(難癖をつける)
○自分のウソと現実が区別できていない
○お金やお金になりそうなもの(無形の技術やコネクション、知名度なども含む)をたかろうとする

全部デマカセ人間かどうかを見分けるには、「どんな仕事をしてきましたか」とお金の稼ぎ方を質問するといいでしょう。
彼らがペラペラとしゃべって説明した内容で、以下の2点をチェックするのです。
●「AならB」「BならC」→「AならC」と彼らは説明する。実際は「Aのほんの一部がC」でないかを検討する
●特殊な条件下でしか成り立たないことを、あたかも別の条件下でも成り立つように説明していないかを検討する

全部デマカセ人間は論理的な人間を嫌う傾向があります。
彼らの語っている内容を突き詰めていくことで、相手が寄ってこないことがほとんどです。
それでも全部デマカセ人間がめげずに近づいてきたら、全力で逃げるのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今井龍弥医師の知恵袋

今井龍弥医師の単行本の企画を複数の出版社に提案したのですが、断られました。
祥知出版で出したいとも思ったのですが、既刊2冊も売り伸ばせていない状況での依頼は著者に失礼に当たります。印税も発生しないし。
そこで、ブログで書き残していくことにしたわけです。
お金がかからず、非常に役立つと思っております。
今井医師は教育についても取り組んでいて、トイレットペーパーのロールを使って微分積分を説明していました。
引きこもってしまった子どもでも、学力をつけることで進学できるし時間を取り戻せると。
健康と教育。
私は今井医師からたくさん影響を受けているようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私なりに考えてみた、10年後も飯が食える仕事、食えなくなる仕事

AI(人工知能)などによって今後20年で消えるかもしれない仕事を、イギリスのオックスフォード大学マイケル・A・オズボーン准教授が論文で書いたそうです。
その内容を見ると、データを入力したり出力したりする仕事はAIでできるのですね。
銀行員(融資の審査など)、レジ打ち(値段の入力、合計金額の出力など)、図書館員(所蔵本の検索、貸出、返却、取り寄せなど)、保険(年齢や既往歴から保険料を算出など)、ホテルの受付(予約の確認、空室状況の把握など)などが当てはまるようです。

また、細かい作業もAIはできるとのこと。
ネイルアートや縫製、料理の下ごしらえ、食器洗い、組み立て作業などは、ロボットにやってもらえそうです。
ネイルができるのならば、歯の治療もロボットができるようになるかもしれません。

私が「ちょっとこれは……」と思ったのがロボット教員。
金八先生世代だからでしょうか、人が人を育てるのではないかと最初は抵抗感がありました。
ただ、体罰もえこひいきもいじめもセクハラもしないだろうから、ロボット教員のほうがむしろ安心できるかも(笑)。

あと10年ちょっとで、我が家の子どもたちは社会人になるはず。
その頃には生活費を稼げない(飯が食えない)仕事になるか、まだ稼げる(食える)仕事なのか、私なりに考えました。

私が思った食えなくなる仕事1 フリーライター
10年前と比較して、インターネット関連のサービスが飛躍的に向上。
2007年にはiPhoneが登場。
どこでも仕事ができる環境が整ってきたことで、ライターが供給過剰になっているのかもしれません。

インターネットでキーワード検索し、いくつかのページをコピー&ペーストすれば、なんとなくまとまった文章を作ることができるでしょう。
出かけて行って直接取材をする必要はないので、家の中ですべてが済みます。

一つ気になるのは、誰がコピー&ペーストの元となる原稿を書いているのか、ということ。
例えば医学関連だと、医師の書いた論文は専門用語が多く、一般の人には理解しづらいものです。
ですから専門知識を持つライターが、かみ砕いた表現に変換して、原稿を書いているはずです。

これまで、専門知識を持つライターには、それ相応の原稿料が支払われてきました。
しかし現在は、供給過剰のライターによってジワジワと原稿料が下がっていると考えられます。
その波は専門知識を持つライターにも及ぶかもしれません。
結果として、ごく一部のライター以外は、小遣い程度しか稼げなくなると推測します。

「インターネットでキーワード検索→いくつかのページをコピー&ペースト」という作業だけならば、人間よりもAIのほうが文章を量産できそう。
供給過剰のところにAIが参入してくると、「かみ砕いた表現に変換」という作業のできないライターは淘汰されていくでしょうね。
専門知識を持ち、適切に表現を変換させる技術を磨いて、営業に回って過当競争に勝ち残るガッツ、我が家の子どもたちにはなさそうです。

私が思った食えなくなる仕事2 カメラマン
20年前は、町には1店か2店ほどカメラ屋さんがありました。
書店やコンビニなどでは、現像を受け付けるサービスを行っていました。

それが今では、ほとんど見かけません。
これには技術革新が関係しているのでしょう。
第一の波がデジタルカメラ、第二の波がスマートフォンというところでしょうか。
写真の補正が簡単にできるアプリも登場し、プロに撮影してもらう必要もなくなったのです。

素人でもそれなりの写真が取れるようになったうえ、インターネットで画像を共有する人も増えています。
雑誌などでもちょっとしたカットならフリー素材で済ませる、なんてこともあるような、ないような。

そのため、ライターと同様、ごく一部のカメラマン以外は飯を食えないと推測します。

私が編集者になりたての頃は紙焼きを製版してもらっていました。
しばらくするとポジが主流で、印刷所が色分解。
今はデータを転送するだけ。
ポジとかネガとか、子どもたちは見たこともありません。

またデータは印刷所で自由に修正できるので、撮影者がプロかアマかもわからなくなるのでしょうね。

私が思った食えなくなる仕事3 デザイナー
製版屋さんも写植屋さんも、今はなにをしているのかなと思います。
新人の頃の私は失敗ばかりで、画像や文字の修正をお願いに製版屋さんと写植屋さんに足を運んでいました。

20年後の今、製版屋さんと写植屋さんにお願いしていたことの多くがパソコンでもできるようになりました。
これも技術革新が関係しています。

さらには、アプリの進化で、簡単なデザインも自分でできるようになっています。

私が最近バイトした某所では、デザイナーが半端なく忙しく働いていました。
どうやら仕事の単価が下がった分、大量に引き受けているのか、ライティングが完成していない時点でどんどんデザインしていかなければいけないようです。
中途半端な原稿ですから、当然、クライアントからの修正がどんどん入ります。
また、日本語としておかしい部分は部内チェックで、これまた修正が入ります。
修正が来るたびにデザインも変更するという、私みたいなバイトから見ると悲惨な状況。
完全原稿で仕事を始められるほど、スケジュール的な余裕もないようです。

上記のデザイナーはDTPですが、そのほかも似たような状況ではないかと。
超有名なデザイナーは、おそらく、ある程度自分たちでスケジュールを管理できているでしょうし、「後で文字数を極端に増やして、デザインをやり直すのはなしだからね」なんてクライアントに意見も言うはず。
超有名になる前に、若いデザイナーがつぶされなければいいんだけどと思っていました。

私が思った食えなくなる仕事4 料理研究家
クックパッドの登場で、すでに食えない状況かもしれないですね。
誰もが「料理研究家」になれる可能性が高くなってしまい、供給過剰です。
しかし、他人に教えられる域の技術や設備(広いキッチンなど)を持つ人は少数と思われるので、料理教室の運営ならば食える可能性は高いでしょう。

私が思った食える仕事1 編集者
雑誌も書籍も今や点数が過剰。
これは異常。
ここ数年のうちに、淘汰が起こると思っています(一時は食えなくなってしまう編集者が増えるかも)。

その結果、版元の数が適正になって、10年後には食える状態になっていると期待しています。
AIのおかげで、人手とお金をかけずに雑誌と書籍が作られるようになるでしょう。

私が思った食える仕事2 癒しの仕事
私が住んでいる市川駅近辺では、接骨院や鍼灸院、マッサージ院の数が非常に多い状態です。
駅から徒歩5分圏内に、3つを合わせて20~30軒はありそうです。

2025年には、日本の人口の3人に1人が65歳以上の高齢社会になるという見通しを厚生労働省は持っているようです。
接骨院や鍼灸院、マッサージ院は、単に施術を行うのではなく、体に触れて、会話をして人を癒す役割もあります。
高齢になると人は寂しさと痛みを感じやすいもの。
その点で、まだまだ食える仕事だと思っています。

同じような意味で、顔に触れるヘアメイクも癒しの仕事に入れられるかもしれません。

私が思った食える仕事3 農業
今、アメリカやヨーロッパに広がっている反グローバリズム。
ジワジワと日本にも波及して来たら、ちょっとした恐慌が起こるでしょうね。
そうなると、再郵政課題が食糧。
日本の農業が重要視され始めるかもしれません。
もう一点は、安全性。
高齢化が進むということは、基本的にはそれほどの量の食べ物を必要しなくなるという流れです。
量ではなく質。
特に安全性を考慮して、生産者がわかる食べ物を購入する傾向がもっと強まるでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

作文嫌いな子のためのファーストステップは手紙

新たに開設したブログで、作文について書きました。

この文章を書きながら、「どうしても作文が嫌だという子どもにとってのファーストステップは何だろうか?」と考えていました。
子どもに作文を書かせるのではなく、自分から書きたいと思わせるのなら、おもしろがって読んでくれる読み手が必要です。」と書いたところで、ひらめきました。

手紙。
お母さんやお父さんに、自分が買ってほしい物を伝える手紙です。
手紙には必然的に読み手がいます。
子どもは自分が欲しい物を買ってくれるように説得するわけですから、熱も入るでしょう。
「もし、うまく書けたのなら、買ってくれるかもしれない……」
夢があります。
やる気が出ます。
我ながら名案だと思い、早速自分の子どもたちで試してみることにします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ガス腹対策は食いしばらないこと!息を吐き出すこと!!

「ガス腹解消にショウガミントティー」と過去の記事に書いております。

しかし、おなかがガスで張る最大の原因は、口から飲み込んだ空気。
これは医科と歯科がある有名国立大学の歯学部の教授が指摘していました。
一般的に、腸内の細菌が食物繊維などからガスを発生させてガス腹になるというイメージがあるでしょう。
実は、自分でのみ込んだ空気がゲップとして口から出て行かなかった場合、腸内に移動してしまうわけです。
「空気をのみ込む??」と意外に思う人が多いでしょう。
それもそのはず。
私たちが歯を食いしばっているときに、知らず知らず空気をのみ込んでいるのです。
「歯を食いしばってがんばれ!」とよく言います。
そのとおり。
がんばってストレスがかかると自然と歯を食いしばって空気をのみ込み、ガス腹になるわけです。
スマホを操作しているときに顔を前に倒して集中していませんか?
特にゲームをしている場合。
この姿勢で集中するしていれば、ガス腹になります。
「スマホ使っていて楽しんだけど」と自分は思っていても、目や自律神経は酷使されています。
つまりは体にとってのストレス。
ガス腹対策として、ずっと同じ作業を続けないことが挙げられます。
15分くらいスマホ使用や仕事、家事を行ったら、息をゆっくりと吐き出しましょう。
息を吐くときは、歯を食いしばることができません。
ガス腹の解消にショウガミントティーは効果的ですが、本当の原因である食いしばりにも少し注意してください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

画像がネック

新しいブログを開設し、このブログで書いたことをまとめ直すなどして投稿しています。

私が使っているテンプレートのせいか、画像を入れないと間抜けな印象になるんですよね。
手持ちの画像やネットのフリー素材を探す必要があり、慣れない作業で疲れています。
zineの製作でも、画像がネックです。
姿勢や運動、呼吸を説明するための画像なので、これだ!というものが見つかりません。
まだ外部に依頼して原稿料をお支払いできる状態ではないので、しばらくは自分で描くしかないかと。
時間がかかります……

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新たにブログを開設しました

長年、ココログにブログを書いてきました。

読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
自分の考えを細々とブログに書く分にはココログで支障はありませんでした。
しかし。
お店をオープンさせることを決め、フェイスブックなどにも自動投稿したいのですが、ココログで設定しても反映されません。
また、ココログに投稿しても公開されずに下書き扱いになってしまい、記事一覧で「公開する」を選ぶという手間が必要でした。
ココログの場合、パソコンからの操作だとフェイスブックやツイッターに自動投稿されないといったネット記事も見たことがあります(真偽はわかりませんが)。
以上のような手間がかかること、そして私自身のブログを書く目的が変わってきたことから、別のサービスを使ってブログを書くことにした次第です。
ココログのブログを消さず、別のサービスでも「Book & Workshop space 知恵の木」という名称を使用するため、なんだか怪しい印象にならないかと思い、ここに書いておきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「足して10で発病」の理論で病気を防ぎ治す

『アトピー治療最前線』(NHK取材班 編、岩波書店)で紹介されていた、今山修平医師の「足して10で発病」の理論。
アトピー性皮膚炎が発症するのは、皮膚のバリア機能の低下といった患者自身の異常、そしてダニや花粉などの外界からの関与が積み重なることだという考え方のようです。

■皮膚の機能異常(患者自身の異常)
皮膚のバリア機能低下
汗の中の免疫グロブリンの分泌低下
皮膚表面の細菌叢の異常
表皮内のマスト細胞
表皮内の神経の増加
そのほか

■アレルギー(外界からの関与)
環境抗原(ダニ、花粉など)
食物抗原(特に乳幼児で)
接触抗原(細菌、金属など)
そのほか

上記のような原因を足していって10になれば、アトピー性皮膚炎が起こるということです。
例えば、皮膚のバリア機能低下3点+皮膚表面の細菌叢の異常3点+表皮内の神経の増加2点+環境抗原2点=10点→発症となります。

現在、今山医師は「足して10で発病」の理論でアトピー性皮膚炎を説明していないかもしれません。
理論を練り直してどんどん新しくしていく人が多数いるからです。

とはいえ、インフルエンザなどの感染症や生活習慣病などの慢性疾患、そして日々の不調も、「足して10で発病」の理論でとらえたほうがいいと私は思っています。

今、子どもたちが通う小学校でノロウイルスによる胃腸炎が流行しているそうです。
昨日は1クラスで5人の子どもが早退したと聞きました。
ノロウイルスの感染力は非常に強いのですが、胃腸炎を発症しない子どもはいるわけです。
その子どもは手洗いとうがいを励行していたかというと、子どもたちの様子を見たり、ママたちの話を聞いたりしているとそれだけではなさそうです。
手洗いとうがいで「清潔」にしている子どもや、非常に注意している家庭でも、胃腸炎が発症しています。

ノロウイルスという外界からの関与には、一般論として手洗いとうがいで対抗できるのかもしれません。
しかし、患者自身の異常というか、本人の健康状態、例えば過大なストレス、不規則な生活による免疫力の低下などのほうが、実は大きく関係している可能性もあるのです。

私たちは病気になると、つい原因を一点に絞りがちです。
おそらく、一つに決めつけたほうが、いろいろと検討して頭を悩ませなくて済むので、楽なのだと思います。
ちなみに、手洗いとうがいで「清潔」と、わざわざかっこに入れているのも、アルコールやうがい薬を使って除菌をすることが健康を守ることにつながるのかという、私の皮肉なのですが(理由はhttp://chienoki.d.dooo.jp/shouchishuppan/huronihairanai.htmlに書いています)

世の中で当たり前とされている(あるいは広告で喧伝されている)前提を疑ってみること。
一点集中で楽をしようとせずに、「足して10で発病」の理論で病気や不調をとらえること。

医療関連のキュレーションサイトで誤りのある情報が掲載され、インターネットの情報が信頼できないという意見があります。
これは私個人の考えですが、インターネットだけでなく、医師や専門家の話も含めて複数の情報を集めて「足して10で発病」の理論で病気や不調を検討し、自分の体で試すことで最適な方法を見つかります。
その意味では、インターネットの情報は大いに利用したほうがよいということになります。

過去にこのブログでも書いたと思うのですが、以下の情報は最初から検討する必要はありません。
●「これさえ行っていれば大丈夫」「どんな病気や症状にも効く」などと言われている
●実行するための費用が非常に高い
●まったく理屈がない(「ゴッドハンド」「奇跡の~」など)

情報を集めて確率や論理性を頭で考えることは必要ですが、考えているだけでは目の前の現実はなに一つ変わらないでしょう。
結局、自分に効果があるかどうかは、実際に行動に移して試してみなければわかりません。

なお、キュレーションサイトについては、情報の信憑性だけでなく、著作権・ビジネスのあり方も含めて問題が根深いようですね。
出版業界が沈んでいく中で、ライターはウェブ媒体に移行するのかと思っていたのですが、とんでもない価格破壊が起こっていました。
ライターで食うに困らない程度のお金を稼げるのは一握りの人で、多くのライターが使い捨てのような扱いを受けていると、子どもたちには伝えたほうがよさそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

占いを取り入れるうえで、私が注意すること

今後、私はカード・誕生数占い・手相を使った個人セッションを行います。

占いを取り入れるうえで私が注意したいのは、占いの結果を運命だとクライアントに思い込ませないこと。
こうした思い込みが間違った「心の支え」となって、偏った考えを作り出すからです。

占いの結果だけでなく、これまでのクライアントの経験に対してもハーフアンドハーフ、つまり半分だけ根拠とするという態度を私は取りたいと思います

占いの結果を「自分のことをすべて言い当てている」とクライアントが受け止めると、「将来起こることも占いの結果どおりになる」と思い込んでしまいます。
これは冷静な判断を失わせることになり、選択肢を狭めるので危険です。

「私は○○という結果が出たから△△になる」
「私は○○というタイプだから△△という行動を取る」
「過去に○○があったから今の私は△△だ」
こうした因果律は、人間のほんの一面にしか当てはまりません。

因果律を言い訳にして、今の自分の態度を正当化し、問題行動を「仕方がない」と修正しないケースがあります。
しかし、これは自分の態度を変えたくないから、占いや心理テストの結果、過去の出来事を言い訳に使っているのです。

クライアントには、現在の自分の態度と行動は自分で変えられ、それが未来につながるということ。
そして視点を自分やその周辺だけに固定するのではなく、社会にも目を向けるようにすると、自分がなんらかの形で役に立って今抱えている問題も解決すること。
占いは、自分を変えるために視点を広げる一つの手段であることを伝えていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

不勉強が嫌がらせを生んでいるという可能性、原発の自主避難もアトピーも

原発事故で自主避難をした小学生が、避難先の小学校でいじめに遭ったと報道されています。
テレビでこのニュースが流れるたびに、私は不愉快になって「いじめじゃなくて犯罪だ!」「担任は教職をやめろ!」と怒りまくっていました。

しかし、ふと思ったのは、感情的に反応しても根本的には解決しないだろうということ。
実際のところはどうなのかを子どもも大人も知ろうとする態度、視点を変える努力が大切かもしれません

そもそも、放射能と菌を結びつけることがおかしいわけです。
放射能とは、ラジウム・ウランなどの元素が、自然に崩壊して放射線を出す能力。
菌は、その辺にいる微生物。
まったく違うことを結びつけているからおかしな考えをするのだ、きちんと勉強しなさいと、大人は子どもに教えたほうがいいのかもしれません。

さらに、私たちは体に菌をすまわせて生きています。
口の中、皮膚、腸の中など、人体の細胞の数よりもはるかに多い菌と一緒に共生しているのです。
人間にとって有害な微生物を「ばい菌」なんて言いますが、メタゲノム解析という手法で腸内細菌の遺伝子情報を調べられるようになり、過去に悪玉とされた菌が有用な働きをしていたこともわかってきています。

勝手な思い込みで放射能と菌をごちゃまぜに考えたり、菌という言葉を有害という誤ったイメージで使ったりするのは間違っていると、冷静に大人は子どもに伝えたほうがいいかもしれません。
「おまえの体も、多種多様な菌がすみついているおかげで健康な状態なんだよ」と教えるという方法もあるでしょう。

自主避難については、「もう福島で生活できるのではないか」「過剰反応ではないか」「自主避難者が風評被害を広めている」などの意見があるそうですね。
賠償金でわだかまりが生じているとも報じられています。
賠償金を受け取っている家庭は、後ろめたい気持ちになるのかもしれません。

しかし、賠償金を決めたのは政府ではないのでしょうか。
原発を推進してきたのも政府。
政府を作る国会議員は選挙で選ばれた人で、国会議員の中から内閣総理大臣が選ばれています。
選挙権を持っている人がみんなで決めた政府なのだから、原発も賠償金も選挙権を持っている人が決めたと言えるのかもしれません。

賠償金の問題は、受け取っている家庭にはありません。選挙権を持つ人全員にあります。
それを、「賠償金をもらっているんだから」と1円でも脅し取るような行為は、まったくもって正当化できないのです。

子どもたちには「いじめだから悪い」という押さえつけではなく、筋違いのことはやめなさいというアプローチが必要かもしれません。

話はアトピー性皮膚炎に変わります。
皮膚が乾燥してうろこ状にめくれたり、膿でグジュグジュしていたりすることから、クラスメートからからかわれた子どもはいると思います。

カサカサ・グジュグジュに対して「汚い」と表現する人がいます。
汚いの反対は清潔ですが、カサカサ・グジュグジュが清潔志向から生まれていることは『ふろに入らないほうが美肌になる』でしつこく書いたとおりです。

カサカサ・グジュグジュは、皮膚のバリア機能が低下したことが原因で、新陳代謝が速まり過ぎたり、傷で皮膚の常在菌である黄色ブドウ球菌が異常に増えたりした状態。
皮膚のバリア機能の低下は、皮膚の洗い過ぎから生じることもあると、これまた『ふろに入らないほうが美肌になる』でしつこく書きました。

つまりは、カサカサ・グジュグジュを「バリア機能が低下しているんだね」と表現するべきだと思ったのです。

子どものいじめについては、私を含めた大人たちはヒステリーに反応しがちです。
私は以前、自分の子どもが仲間と一緒に、クラスメートの外見を「ゾンビ」などとからかっていたと、子どもの友達から聞いたときがありました。
それで自分の子どもを「そんなことを言っちゃいけないでしょ」「集団で、人の嫌がることを言うなんて!」「からかう子どもなんて大っ嫌い!!」と怒ってしまいました。

今思えば、子どもには「お母さんがメチャクチャ怒って、怖い」という印象しか残らなかったのではないかと。
なぜ「ゾンビ」という表現が不適切なのか、丁寧に説明するべきだったと反省しています。

ハロウィーンでの「ゾンビメイク」のように、最近はゾンビにかわいいという要素もあります。
しかし、そもそもゾンビは、人間が死んだ状態からヴードゥーの術によって復活されて自分の意志では生きられなくなった奴隷なのだそうです。
『神秘家列伝 其ノ壱』(水木しげる、角川ソフィア文庫)という漫画には、18世紀のハイチがフランスの植民地で、アフリカ西海岸から多数の黒人が奴隷として連れてこられたという歴史が紹介されています。
フランス人農園主がどのように奴隷を扱ったのかが描かれていて、人間とはこんなにも残虐な行為ができる存在なのかと、読みながら気分が悪くなりました。

加えて、集団心理についても、子どもにわかりやすく伝えていく必要があると思いました。
1対1の人間ならばできないような残虐な行為が、集団になると感覚がマヒしてエスカレートしていくわけです。歴史的に見ても。

子どもたちには、「やっちゃダメ」としかるのではなく、「もっと学びなさい」と伝えるようにしようと思った次第です。
私も目下勉強中ですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

進学を希望する「学力底辺校」の生徒には作文が武器になる

インターネットのナレッジコミュニティに、「自宅で作文教室を開きたい」という投稿がありました。
投稿者は高校の非常勤講師。
勤務しているのは「学力底辺校」なのだそうです。

学力底辺校でも少数ながら大学に行きたいと希望する生徒がいるとのこと。
しかし、学力的に厳しく、小論文と面接のみの推薦入試や、AO入試に頼らざるを得ないのだそうです。。
また、投稿者は「小学校からの日々のなかで『作文が書けないこと』が何かのトラウマになっている中学生も少なくないと思います」と述べています。
こうした中学生・高校生に作文を教えたいようです。

この投稿を読みながら、どこのどなたか知らない投稿者を「がんばってください!!」とつい応援してしまいました。

『怠けてなんかない!』など学習障害に関する著書の多い品川裕香さんの本には、意欲はあるのに周囲の無理解で進学・就職の道が閉ざされた人のインタビューが紹介されていました。
加えて投稿者も書いている「何かのトラウマ」が、子どもたちの学力の足を引っ張って進路を狭めているのかもしれません。
教育の現場にいる人の声は、とても実感がこもっています。

私は編集とライティングのプロとして、投稿者のような意欲を持っている人のために少しでも役に立ちたいと思います。
「子どもに手取り足取り文章の書き方を教える作文教室」を立ち上げることで、投稿者をはじめ教育の現場にいる人とネットワークや情報交換ができるかもしれません。
そうなれば、投稿者のように若くて意欲を持っている人に教室を提供することもできます。

私は今年アラフィフに突入しました。
自分のグータラな性格から、なにか始めるのなら今が最後かもしれないと思うようになりました。
これからの人生で、今日の私が一番若いんですよね、当たり前ですが。

何もしなければお金を失わないし、労力も使わずに済みます。
これまでどおりフリーライターとして細々と原稿料を稼ぎ、ひたすら節約すれば、教育費や老後の資金もなんとかなるでしょう。
そのほうが賢い生き方のような気がする一方、自分が培った能力と経験を子どもや若い人のために使いたいと思ってしまうのです。
女性の健康・子育ての専門書店「知恵の木」。
しっかり根を張って、果実を多くの人に食べてもらえるのかな??
ちなみに、私の実家は浄土真宗の門徒(盆と葬式だけ)で、旧約聖書の知恵の木とはまったく関係がありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

手のぬくもり、触れられる気持ちよさが自然治癒力を高めるという可能性

「看護師は医師の単なるサポート役ではありません。看護師にしかできない仕事があるのです。」

このように語っていたのは、看護師の川嶋みどりさんです。
川嶋さんは現在85歳ですが、まだ新人だった頃に末期の悪性腫瘍だった9歳の女の子を担当、看護の力を実感したのだそうです。
女の子は衰弱して痛みを訴えるばかりで、まったく食事が取れない状態でした。
しかし、川嶋さんが温かいタオルで体をきれいに拭いてあげていたら、1週間後に「おなかが空いた」と訴えてきました。
川嶋さんがおかゆを作って持ってくると、女の子はおいしそうにおかゆを飲み込みました。
その姿を見て、川嶋さんは「体に触れてケアすることで、看護師にだって救える命がある」と確信したのだそうです。

医師にしてみれば、治療は薬や手術で行うもの。
「患者の体を拭く暇があったら、医者を手伝え」などと川嶋さんは言われたとのこと。
それでも川嶋さんは「看護で患者さんの症状が回復に向かう可能性が高い」と考え、看護師の仕事を続けてきたと話していました。

看護師の手のぬくもり、触れられる気持ちよさが、患者さんたちの生きる力と生きようとする思いを強めたのではないでしょうか。

私は編集者としての21年の間に、川嶋さんをはじめ、多くの人に「病になること」「病から回復すること」の話を聞いてきました。
そして人間の体には、検査の値や前例だけでは決めつけることのできない、計り知れない力があると思うようになりました。

医師に言われたことや数値だけで一喜一憂しないほうがいいでしょう。
また、医師にもいろいろな人がいて、ある治療法に対してまったく正反対の見解を示していることは珍しくありません。
人気の医療ドラマでも、たくさんの医師の姿がコミカルに描かれています。
失敗しない医師はさすがに架空のものですが、今の医学界や医師の在り方については思い当たるところが多いので、多くの人におもしろいと評価されているのではないかと私は思っています。今夜の放送も楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アトピーの子どもがいる人はぜひ『アトピー治療最前線』を読んでください 後編

『アトピー治療最前線』(NHK取材班 編、岩波書店)には、アメリカの栄養士がアトピー性皮膚炎の45歳の女性に語っていた内容が書かれていました。

「あなたのこれまでのカルテを見ると、何回もアレルギーテストを受けていますね。テストを受けすぎて、自分でも混乱しているのではないですか。そんな時、医師から食物を避けるようにと言われたら、こわくて避けるものがどんどん増えていって、最後には極端に制限された食事になることは、よくあるケースです。」

厳しい食事制限については、日本でも子どもの発育・成長を妨げると医師が問題を指摘しています。

ここからは私の考えなのですが、「では、食事については考慮しなくてもいいわけですね」という結論にはなりません。
食事療法を含めた健康法に対して、0か100かという態度を取る人がけっこういます。
やるなら徹底的にやる。やらないならまったくやらない。
しかもストイックを通り越して盲目的な印象もあります。

しかし、多くの不調が、0か100かという態度では治らないケースがほとんど。
特にかゆみ・カサカサといった皮膚の症状については、スキンケアやストレスが複合的に関係しているので、「ダニの駆除だけバッチリやっていれば治る」「食事制限さえしていれば十分」というわけにはいかないようです。

『アトピー治療最前線』では、今山修平医師の「足して10で発病」の理論が紹介されていました。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能の低下といった患者自身の異常、そしてダニや花粉などの外界からの関与が積み重なることで発症するという考え方のようです。

■皮膚の機能異常(患者自身の異常)
皮膚のバリア機能低下
汗の中の免疫グロブリンの分泌低下
皮膚表面の細菌叢の異常
表皮内のマスト細胞
表皮内の神経の増加
そのほか

■アレルギー(外界からの関与)
環境抗原(ダニ、花粉など)
食物抗原(特に乳幼児で)
接触抗原(細菌、金属など)
そのほか

上記のような原因を足していって10になれば、アトピー性皮膚炎が起こるということです。
例えば、皮膚のバリア機能低下3点+皮膚表面の細菌叢の異常3点+表皮内の神経の増加2点+環境抗原2点=10点→発症となります。
原因に対応する点数には、個人差が大きいでしょう。
同じ10点で発症した患者さんでも、皮膚のバリア機能低下の点数が高い人もいれば、表皮内のマスト細胞の点数が高い人もいるわけです。
○○という療法だけでアトピー性皮膚炎が治るわけではありません。
また、ある人が○○という療法だけで治ったとしても、原因に対応する点数は人それぞれなので、別の人にも有効とは限らないのです。

しかし、『アトピー治療最前線』で紹介されていたドイツでの試みは、多くの患者さんに効果を発揮するのではないかと私は考えました。
アトピー性皮膚炎が患者さん本人だけでなく、その周囲の人も含めた心の問題と深くかかわっていると、ドイツでは認識されているようです。
1歳の赤ちゃんがアトピー性皮膚炎の場合は、母親の精神的な状態も考慮されているということです。
日本の皮膚科でよく聞かれる「かくと悪化するんだから、お母さんがちゃんと管理してあげなきゃダメじゃない」といった、母親の精神的負担を重くする発言はドイツではなさそうです。

この本で紹介されていたのは、アトピー性皮膚炎の赤ちゃんを持つ母親へのカウンセリングでした。
30分以上にわたってカウンセリングが行われ、カウンセラーが語りかけるというよりも丁寧に母親の話を聞いていたのだそうです。
私が思ったのは、「日本にも母親の話に耳を傾けるカウンセラーが皮膚科にいたら、子どものアトピー性皮膚炎は軽快するのではないか」「完全とはいかなくても、日常生活では不都合のない程度まで治るのではないか」ということです。

『アトピー治療最前線』に掲載されていたドイツの大学教授の言葉を抜粋します。
「重いアトピー性皮膚炎の子どもの母親は、しばしば義務感が強すぎ、几帳面すぎて、子どもの世話もかなり厳しいということがわかりました。
 ここで注意すべきなのは、責任を母親に押し付けてはいけないということです。母親は子どもをとても愛しているのですから。ただ、あまりにもすべてをきちんとやろうとするのは問題です。」
皮膚をかきむしる子どものアトピー性皮膚炎のケアで夜も眠れず、苦しみ、不安を抱いて、ストイックにダニ退治や食事制限を行っている親たちに、医師をはじめ周囲の人間がさらなる責任を押し付けてはいけない。修正すべきなのは、そのストイックさだと教授は語っています。

最後に、前記とは別の大学教授の言葉を紹介します。
「私たちは、まず親に対し、子どもがなぜ病気なのかを説明します。どの子もアトピー性皮膚炎にかかるわけではない。その体質は、遺伝的なものです。しかし、発病をうながすような外部の環境もあります。そして、この外部要因に影響を及ぼすことによってのみ、子どもは健康になれます。病気が治るわけではありませんが、健康になれるのです。」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年11月 | トップページ