カテゴリー「心と体」の61件の記事

ガス腹対策は食いしばらないこと!息を吐き出すこと!!

「ガス腹解消にショウガミントティー」と過去の記事に書いております。

しかし、おなかがガスで張る最大の原因は、口から飲み込んだ空気。
これは医科と歯科がある有名国立大学の歯学部の教授が指摘していました。
一般的に、腸内の細菌が食物繊維などからガスを発生させてガス腹になるというイメージがあるでしょう。
実は、自分でのみ込んだ空気がゲップとして口から出て行かなかった場合、腸内に移動してしまうわけです。
「空気をのみ込む??」と意外に思う人が多いでしょう。
それもそのはず。
私たちが歯を食いしばっているときに、知らず知らず空気をのみ込んでいるのです。
「歯を食いしばってがんばれ!」とよく言います。
そのとおり。
がんばってストレスがかかると自然と歯を食いしばって空気をのみ込み、ガス腹になるわけです。
スマホを操作しているときに顔を前に倒して集中していませんか?
特にゲームをしている場合。
この姿勢で集中するしていれば、ガス腹になります。
「スマホ使っていて楽しんだけど」と自分は思っていても、目や自律神経は酷使されています。
つまりは体にとってのストレス。
ガス腹対策として、ずっと同じ作業を続けないことが挙げられます。
15分くらいスマホ使用や仕事、家事を行ったら、息をゆっくりと吐き出しましょう。
息を吐くときは、歯を食いしばることができません。
ガス腹の解消にショウガミントティーは効果的ですが、本当の原因である食いしばりにも少し注意してください。

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画像がネック

新しいブログを開設し、このブログで書いたことをまとめ直すなどして投稿しています。

私が使っているテンプレートのせいか、画像を入れないと間抜けな印象になるんですよね。
手持ちの画像やネットのフリー素材を探す必要があり、慣れない作業で疲れています。
zineの製作でも、画像がネックです。
姿勢や運動、呼吸を説明するための画像なので、これだ!というものが見つかりません。
まだ外部に依頼して原稿料をお支払いできる状態ではないので、しばらくは自分で描くしかないかと。
時間がかかります……

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「足して10で発病」の理論で病気を防ぎ治す

『アトピー治療最前線』(NHK取材班 編、岩波書店)で紹介されていた、今山修平医師の「足して10で発病」の理論。
アトピー性皮膚炎が発症するのは、皮膚のバリア機能の低下といった患者自身の異常、そしてダニや花粉などの外界からの関与が積み重なることだという考え方のようです。

■皮膚の機能異常(患者自身の異常)
皮膚のバリア機能低下
汗の中の免疫グロブリンの分泌低下
皮膚表面の細菌叢の異常
表皮内のマスト細胞
表皮内の神経の増加
そのほか

■アレルギー(外界からの関与)
環境抗原(ダニ、花粉など)
食物抗原(特に乳幼児で)
接触抗原(細菌、金属など)
そのほか

上記のような原因を足していって10になれば、アトピー性皮膚炎が起こるということです。
例えば、皮膚のバリア機能低下3点+皮膚表面の細菌叢の異常3点+表皮内の神経の増加2点+環境抗原2点=10点→発症となります。

現在、今山医師は「足して10で発病」の理論でアトピー性皮膚炎を説明していないかもしれません。
理論を練り直してどんどん新しくしていく人が多数いるからです。

とはいえ、インフルエンザなどの感染症や生活習慣病などの慢性疾患、そして日々の不調も、「足して10で発病」の理論でとらえたほうがいいと私は思っています。

今、子どもたちが通う小学校でノロウイルスによる胃腸炎が流行しているそうです。
昨日は1クラスで5人の子どもが早退したと聞きました。
ノロウイルスの感染力は非常に強いのですが、胃腸炎を発症しない子どもはいるわけです。
その子どもは手洗いとうがいを励行していたかというと、子どもたちの様子を見たり、ママたちの話を聞いたりしているとそれだけではなさそうです。
手洗いとうがいで「清潔」にしている子どもや、非常に注意している家庭でも、胃腸炎が発症しています。

ノロウイルスという外界からの関与には、一般論として手洗いとうがいで対抗できるのかもしれません。
しかし、患者自身の異常というか、本人の健康状態、例えば過大なストレス、不規則な生活による免疫力の低下などのほうが、実は大きく関係している可能性もあるのです。

私たちは病気になると、つい原因を一点に絞りがちです。
おそらく、一つに決めつけたほうが、いろいろと検討して頭を悩ませなくて済むので、楽なのだと思います。
ちなみに、手洗いとうがいで「清潔」と、わざわざかっこに入れているのも、アルコールやうがい薬を使って除菌をすることが健康を守ることにつながるのかという、私の皮肉なのですが(理由はhttp://chienoki.d.dooo.jp/shouchishuppan/huronihairanai.htmlに書いています)

世の中で当たり前とされている(あるいは広告で喧伝されている)前提を疑ってみること。
一点集中で楽をしようとせずに、「足して10で発病」の理論で病気や不調をとらえること。

医療関連のキュレーションサイトで誤りのある情報が掲載され、インターネットの情報が信頼できないという意見があります。
これは私個人の考えですが、インターネットだけでなく、医師や専門家の話も含めて複数の情報を集めて「足して10で発病」の理論で病気や不調を検討し、自分の体で試すことで最適な方法を見つかります。
その意味では、インターネットの情報は大いに利用したほうがよいということになります。

過去にこのブログでも書いたと思うのですが、以下の情報は最初から検討する必要はありません。
●「これさえ行っていれば大丈夫」「どんな病気や症状にも効く」などと言われている
●実行するための費用が非常に高い
●まったく理屈がない(「ゴッドハンド」「奇跡の~」など)

情報を集めて確率や論理性を頭で考えることは必要ですが、考えているだけでは目の前の現実はなに一つ変わらないでしょう。
結局、自分に効果があるかどうかは、実際に行動に移して試してみなければわかりません。

なお、キュレーションサイトについては、情報の信憑性だけでなく、著作権・ビジネスのあり方も含めて問題が根深いようですね。
出版業界が沈んでいく中で、ライターはウェブ媒体に移行するのかと思っていたのですが、とんでもない価格破壊が起こっていました。
ライターで食うに困らない程度のお金を稼げるのは一握りの人で、多くのライターが使い捨てのような扱いを受けていると、子どもたちには伝えたほうがよさそうです。

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手のぬくもり、触れられる気持ちよさが自然治癒力を高めるという可能性

「看護師は医師の単なるサポート役ではありません。看護師にしかできない仕事があるのです。」

このように語っていたのは、看護師の川嶋みどりさんです。
川嶋さんは現在85歳ですが、まだ新人だった頃に末期の悪性腫瘍だった9歳の女の子を担当、看護の力を実感したのだそうです。
女の子は衰弱して痛みを訴えるばかりで、まったく食事が取れない状態でした。
しかし、川嶋さんが温かいタオルで体をきれいに拭いてあげていたら、1週間後に「おなかが空いた」と訴えてきました。
川嶋さんがおかゆを作って持ってくると、女の子はおいしそうにおかゆを飲み込みました。
その姿を見て、川嶋さんは「体に触れてケアすることで、看護師にだって救える命がある」と確信したのだそうです。

医師にしてみれば、治療は薬や手術で行うもの。
「患者の体を拭く暇があったら、医者を手伝え」などと川嶋さんは言われたとのこと。
それでも川嶋さんは「看護で患者さんの症状が回復に向かう可能性が高い」と考え、看護師の仕事を続けてきたと話していました。

看護師の手のぬくもり、触れられる気持ちよさが、患者さんたちの生きる力と生きようとする思いを強めたのではないでしょうか。

私は編集者としての21年の間に、川嶋さんをはじめ、多くの人に「病になること」「病から回復すること」の話を聞いてきました。
そして人間の体には、検査の値や前例だけでは決めつけることのできない、計り知れない力があると思うようになりました。

医師に言われたことや数値だけで一喜一憂しないほうがいいでしょう。
また、医師にもいろいろな人がいて、ある治療法に対してまったく正反対の見解を示していることは珍しくありません。
人気の医療ドラマでも、たくさんの医師の姿がコミカルに描かれています。
失敗しない医師はさすがに架空のものですが、今の医学界や医師の在り方については思い当たるところが多いので、多くの人におもしろいと評価されているのではないかと私は思っています。今夜の放送も楽しみです。

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座り仕事で腰が痛くなる人はひざ上を縛りましょう

私の仕事はパソコンで入力することが多いので、基本的には座りっぱなし。
長時間作業をしていると腰が重くなってきて、立ち上がったときに「イタタタ」と地味に腰痛が起こります。
このタイプの腰痛は会社員時代はひどかったものの、フリーになってからはあまり起こっていませんでした。
ところがここ数日、zine作りばかりしていたら地味な腰痛が再発しました。

それで思い出したのが、座り仕事のときに、足をそろえてひざ上をひもなどで縛る方法です。
これは「なんちゃって磯谷療法」です。
磯谷療法は実に奥深いのですが、無理して要約すれば体の左右差を調整するために、両足をそろえた状態でひざ上や足首などをひもで縛る療法です。

ひざ上をひもで縛ると、腰が伸びます。というよりも、腰が曲げられなくなるのです。
そして猫背や前肩(肩が前に出てあごが上がり、背すじが曲がった状態)にもなれません。
パソコンを使っていても姿勢が悪くならないため、腰痛が起こらないのです。

ひざ上を縛るだけで、よい姿勢を保ち続けられるなんて、人間の体はおもしろいなあと感じています。

ポイントは、足の血行を妨げないため、ひもできつく縛り過ぎないこと。ひもの幅は5センチ以上あったほうがいいと私は思います。
そして、ひざ上を縛っている状態を忘れて、立ち上がらないこと。転んでしまいます。

ひざ上縛り、座り仕事で腰痛に悩まされている人にお勧めします。

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痛みを軽減させる、心身両面からのアプローチ

私は雑誌編集者時代に「つらい女の痛み・かゆみ 一掃術」という企画を何度も提案し、却下されてきた経験があります。

「腰痛」「ひざ痛」「脊柱管狭窄症」などと比べてテーマが漠然としているので、企画が通らないのは仕方がないと思っていました。
しかし、病理学的な変化が特になくても、痛みやかゆみで悩まされている人は少なくないようです。

かゆみについては、ストレス・洗い過ぎが主な原因で、日常生活に潜む原因を取り除くことが大事だと『ふろに入らないほうが美肌になる』で紹介しています。
本を要約すると、皮膚常在菌のバランスを崩さず、角層を守るために洗い過ぎないこと、ストレスのせいで皮膚に違和感が生じてかきむしることを自覚することの2点が重要だということです。

一方の痛みについては、昨日ブログに書いた神経が大いに影響しています。
また、「痛みを伝える神経のどこかをブロックすれば、痛みを感じなくなる」というような単純な話でないことは、私自身の経験でもわかっています。
以前、へたくそな歯科医のせいで歯に大きく穴を開けられた結果、神経を刺激してひどく痛むようになりました。
そこで別の歯科医を受診し、その歯の神経を抜くことになったのです。
ところが、神経を抜いた後も、歯がひどく痛みます。
歯科医も「神経がないのに、痛むなんて」と不思議がっていました。
当時の痛みのメカニズムは、今もわかりません。
最初の歯科医の腕の悪さに対する憤りや、大事な歯を失うことへの怒りが痛みを生んだ可能性もあるでしょう。

また、アルフレッド・アドラーの著書を読んで、幼い頃の病気などが関連する痛みについては、その痛みを訴えることで周囲の人から注目を集めたいなどといった行動パターンによるものかもしれないと考えることもあります。
「私の痛みは他人の注目を集めるためだなんて! そんなひどいことがよく言えるわね。私は本当に痛いのよ!」と怒られてしまいそうですが、この件についても私自身の経験から思い至った次第です。
被害者意識というのでしょうか、自分劇場で悲劇のヒロインを演じてしまって、体調をおかしくしてしまったのです。

病理学的な変化の有無はともかく、痛みがあると生活を送ること自体が苦しくなります。
痛みのせいで目の前のことに集中できないし、絶えずイライラするからです。

痛みを軽減して、充実した日々を送る。
出版社から独立してやりたい放題できる今後の私の取材テーマにしたいと思っています。

漢方薬には多種類の生薬が配合されていますが、このような東洋医学的な多方面からのアプローチが痛みの軽減には効果があると推測しています。
1つの手法がバチッと決まるというよりも、心身を全体としてとらえるといった、ある種の曖昧さが大切ではないかと。

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ここ数日勉強した神経について、特にグリア細胞のこと

脳神経外科医を取材することになったので、神経について勉強し直していました。
これまでの仕事では、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質、自律神経など、神経に関係する一部だけを大きく取り上げることがほとんどでした。
改めて「神経とは?」と自分に問い直すと、ニューロン(神経細胞)の長さなどわからないことのほうが多いと気づきました。

神経はニューロンが束になって、脳から脊髄、脊髄から手足などの体の隅々に伸びていると私は思っていました。
ところが、脳についてはニューロンは1割程度で、9割はグリア細胞なのだそうです。
今回の取材で鍵になったのは、グリア細胞のオリゴデンドロサイトとシュワン細胞です。
それはさておき、今後の仕事で使えるようにまずは神経の基礎知識をおさらいします。

神経系は、中枢神経系と末梢神経系に分けられます。
●中枢神経系 脳(大脳、間脳、脳幹、小脳)と脊髄→情報分析をする、指令を与える
●末梢神経系 脳神経、脊髄神経→皮膚や内臓、目などでキャッチした情報を中枢神経系に送る、指令を全身に送る

脳神経とは、脳を出入りする、12対の末梢神経です。
○嗅神経 特殊感覚神経 大脳辺縁系の嗅脳に出入り
○視神経 特殊感覚神経 間脳に出入り
○動眼神経 体制運動神経 脳幹に出入り
○滑車神経 体制運動神経 脳幹に出入り
○三叉神経 鰓弓神経 脳幹に出入り
○外転神経 体制運動神経 脳幹に出入り
○顔面神経 鰓弓神経 脳幹に出入り
○内耳神経 特殊感覚神経 脳幹に出入り
○舌咽神経 鰓弓神経 脳幹に出入り
○迷走神経 鰓弓神経 脳幹に出入り
○副神経 鰓弓神経 脳幹に出入り
○舌下神経 体制運動神経 脳幹に出入り

脊髄神経とは、脊髄を出入りする、31対の末梢神経です。
○頸神経 8対
○胸神経 12対
○腰神経 5対
○仙骨神経 5対
○尾骨神経 1対

脊髄神経を機能的に分類すると、次の3つになります。
○感覚神経 求心性線維 皮膚などの感覚を伝達する
○体制運動神経 遠心性線維 運動の指令を筋肉に伝達する
○自律神経 遠心性線維 内臓機能を調節する

神経系を構成するのが、ニューロン。
ニューロンは、他の細胞から情報を受け取る樹状突起と、他の細胞に情報を出力する軸索、神経伝達物質が分泌される神経終末で構成されています。
電気信号は、樹状突起→軸索→神経終末の順に伝えります。神経終末と別のニューロンの樹状突起が連結しているところがシナプスで、シナプスのすき間で神経伝達物質を受け渡しして電気信号を伝えています。

中枢神経から皮膚や内臓、目などまで、1個のニューロンで構成されるのだそうです。
私は何個かのニューロンが中継していると勘違いしていました。
いちばんニューロンが長いのは坐骨神経で、1mほどの長さとのこと。
ニューロンが長いというのは、すなわち軸索が長いということです。

多くのニューロンの軸索には、ミエリン(髄鞘)という膜がバウムクーヘンのようにぐるぐると巻きついています。
ミエリンが軸索全体を巻きついているわけではなく、ところどころにすき間があります。
このすき間をランヴィエ絞輪と言います。
軸索を伝わる電気信号が、ランヴィエ絞輪をポンポンと跳ぶこと(跳躍伝導)で、伝わる速度が100倍ぐらい加速されるのだそうです。

言い換えると、ミエリンが電気を通さない絶縁体として存在することで、電気信号が速く伝達されているというわけです。
ミエリンをつくるのが、グリア細胞のオリゴデンドロサイトとシュワン細胞。
中枢神経系でミエリンを作る細胞はオリゴデンドロサイト、末梢神経系でミエリンを作る細胞はシュワン細胞と呼ばれています。

ミエリンが軸索からはがれる(脱髄)と、神経細胞を電気信号が伝わっていく速度が遅くなるだけでなく、神経細胞が死んでしまうのだそうです。
手足のまひや失明などが起こる「多発性硬化症」は、ミエリンがはがれ落ちたことが原因だとされています。

ミエリンの修復については、通常は自然に起こっているとのこと。
しかし、ミエリンを作るオリゴデンドロサイトとシュワン細胞に血流が行き渡らないなどの原因で、ミエリンは修復されないようです。
血流をよくするには、「温かい血で女性の体を満たすということ」でも書きましたが、体を温めて血を増やす食品を摂取しすることが大切です。

そしてやっぱりウォーキング。
家の外を歩き回って、皮膚で風を受け、小鳥のさえずりなどを聞き、空気をかぐのは五感を刺激して脳の血流を増やすことにつながります。
同時に、ウォーキングという全身運動で、体も脳も血流が活発になるのです。
「女の不調を解消したいなら歩くしかない」と書きましたが、男性も歩くことが重要ですね。

取材した脳神経外科医によると、猫背などの悪い姿勢は神経を圧迫させるのだそうです。
この医師が光トポグラフィで測定したところ、姿勢をよくしただけで脳の血流量が1.22倍増えたとのこと。

脳トレと称したゲームを背中を丸めて座って行うよりも、ウォーキングのほうは脳のためにはよいと私は思っています。骨盤回しなどで姿勢をよくしてからウォーキングを行うと、脳の血流をアップする効果が高まると期待できます。

話を神経に戻すと、昔は脳や神経の研究はニューロンのことばかりで、グリア細胞はわき役、あるいは悪役にされてきたようです。
それが1980年代頃に細胞内カルシウム濃度研究法や二光子レーザー顕微鏡などの技術によって、グリア細胞の機能が発見されて研究の主役になってきたとのこと。

私が高校生だった頃と今とでは、生物の教科書の内容もずいぶん変わっているのだろうなと思った次第です。

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「自分は何もせず、他人や周囲の環境だけを変えたい」と思うから不眠になる

アルフレッド・アドラーの『人はなぜ神経症になるのか』を読んでいたら、今回のブログのタイトル「『自分は何もせず、他人や周囲の環境だけを変えたい』と思うから不眠になる」というようなことが書かれていました。
昨日のブログで「不眠になりました」と書いたのですが、月経前だけが原因ではなかったと思い至りました。
「知恵の木」の物件探しで、私は神経症のような考えをしていたのです。

9月27日のブログで「ここと目星をつけていた物件が空きそう」と書いたのですが、10月3日にはその物件では普段着というか部屋着で食事をしている人がいたと書いています。
どうやらこの物件は以前の借主が別の業種に切り替えた模様。つまり空き物件にはならなかったわけです。

同じ10月3日のブログで、眼鏡屋さんが移転して空き物件が出そうと書きましたが、不動産屋に問い合わせると建物自体を取り壊す計画があるので、新たな店子を入れないとのこと。

私が目をつけているエリアで空きの貸店舗はないという現実。
だったらどこかが空くまで気長に待つか、別のエリアで探すのが建設的な態度なのですが、私はそうではありませんでした。
目をつけているエリアで、いつも客が入っていないお店に、「早く出ていけ~」と心の中で呪いをかけていたのです。「どうやってあの店は存続できているのだろうか」とネットで調べることもありました。

あああバカだな~、私。

アドラーによれば、自分のことだけに心を奪われ、現実をゆがめる考え方をして、ありえない安全を要求していると神経症になるそうです。

すでに商売しているお店の人に対し「出ていけ~」と呪いをかける→自分のことだけに心を奪われて、他人への配慮がない
目をつけているエリアでお店を開くことにこだわる→現実をゆがめる妄想
そのエリアで家賃分以上の利益を上げる商売をしたい→ありえない安全を要求している

私が目をつけているエリアでお店を開いたとしても、利益を出せるかどうかは神様しかわかりません。
やってみなければわからない未来のことなのに、失敗を恐れ、「家賃分は利益を出したい」という安全志向だけで目標が見えなくなってきて、行動を恐れていました。
さらには、「物件がないから、今の私にはどうすることもできない」と希望を失った人を自分に対して演じていたわけですね。

アドラーは神経症の人に次の2つを提案したそうです。
「あなたにとって、気持ちのいいことだけをしてください。少なくとも不愉快なことはしないでください」
「どうすればほかの人を喜ばせられるのか、考えましょう」

まずは「早く出ていけ~」と心の中で呪いをかけることについて、不愉快なのでやめます。

ちなみにアドラーは「罪悪感は邪悪である」というニーチェの言葉を引用していました。
自分を責めて落ち込むことで、他人の注目を集めようとするからなのだそうです。
私も、呪いをかけたことへの罪悪感は持たないことにします。
そもそも、私が呪いをかけていたなんて誰も知らないから、罪悪感を抱いたところで周囲の人間は「はて?」と首を傾げるだけでしょうね。

『人はなぜ神経症になるのか』に書かれている内容には、私自身だけなく、私の母親にも思い当たることがありました。
もしかしたら、世の女性は大なり小なり神経症予備軍なのかもしれません。
というわけで親子関係や仕事、夫婦関係で不愉快なことが生じていると感じたら、『人はなぜ神経症になるのか』を読むことをお勧めします。

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病気ではない絶不調で発見した、手のひらと足裏の両方を確かめる意義

今年に入ってからでしょうか、月経時に「そろそろ閉経かな?」と感じるようになりました。
月経周期と期間が短くなったのです。
そして、月経前に自律神経のバランスが崩れるのか、不眠になりました。

ここ数日は月経前にプラスして、秋の花粉症と気温の変化で鼻が詰まるようになっていました。
私の鼻はたいていは辛夷清肺湯という漢方薬が合うのですが、今回の症状は透明な鼻水たらたらで小青竜湯のほうが適しているのではないかと迷っていました。

さらにのどが激しく痛くなっていて、ああこれは銀翹散なんだけど、そうすると辛夷清肺湯かなとさらに迷うことに。
迷いが生じると、漢方薬を飲み忘れて寝てしまう日が続き、鼻の症状が不眠をいっそう悪化させていました。

私の場合、眠れなくなったら昼間の不安が頭の中をループする傾向があります。
今は「知恵の木」の物件探しで頭を悩ませていたため、「あの場所の物件でいいのか」「家賃は払えるのか」「そもそも私が店を開こうということ自体が間違いではないのか」と悶々。

昨晩も夜中に目が覚めて不安のループが始まったので、気分転換に布団の中で手のひらと足の裏をもみました。
すると手のひらには特にしこりのようなものはないのですが、足の裏がゴリゴリ。
足の内側のアーチが特にひどくて、「ああ、自律神経がやられている……」と実感。
足の裏側のアーチは、全身では背骨に対応し、自律神経と関係が深いのです。

さらに、足の親指は軽くつまんだだけで痛みが。
これは頭を使い過ぎて思考が空回りしているサイン。

ちなみにかかとがガサガサになるのは、骨盤内の血液などの循環が不調だと示しています。
自分の足裏を触りながら、「悩み過ぎて自律神経がおかしくなっているから、もう勘弁して」という体の声を聞いたような気がしました。

今、ふと手のひらはどうなっているのか確かめたのですが、「食べ過ぎ・飲み過ぎ・考え過ぎ」の宿便のサインである静脈の怒張はなく、頭脳線も乱れているようには見えません。

これまで、「ここ数日」という短期的な不調は手のひらに、長期的な不調は足裏に表れると私は考えてきました。
しかし、現実の私は違っているわけですから、手のひらと足裏の両方を確認することで体をきちんと把握できるのだと思った次第です。

そして物件探しはお休みして、アドラー心理学の本を読み直しているところです。
事業の目的を見失い、無駄に複雑に考えていたので、自律神経がやられてしまいました。
自分がやりたいことが家族や地域にどのような利益をもたらすのか、一から考え直したいと思います。

首と肩はこるし、鼻はグスグスだし、のどは痛いし、眠いのだけど眠れない。
体と季節の変わり目を実感する今だからこそ、21年間蓄積した健康情報を使わねば!!
まずは足湯から!

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湯治場は「ここ」に作ろう

日本では湯治の風習が昔からありました。
温泉に数週間滞在し、病気治療などを行うことが湯治です。

私は単なる温泉巡りだったのですが、酸ヶ湯温泉や乳頭温泉、玉川温泉などに行って湯治客に会ったことがあります。
その頃、私は若かったものの仕事でズタボロだったため、「湯治ってすてきだな」と羨んでいました。

あれから20年ほどたち、私自身は子どもを育てるなどずいぶん状況が変わりました。
今思うのは、日々の生活の中で、住んでいる環境の中で、湯治場を作ることが大切ではないかということ。
数週間ほど仕事を一切行わず、家族と住む場所を遠く離れなければ心身が癒されないのであれば、そもそも普段の働き方・暮らし方に無理があるのではないかと。
あるいは「遠く離れなければ自分は癒されない」という強迫観念めいた何かを心に抱いている可能性もあります。

話は変わりますが、ヨーロッパではバカンスで湯治と同様に心身を癒すためにリゾート地に長期滞在する習慣があるそうです。
これはあくまでも私個人の考えですが、多くの日本人にバカンスが合わない気がするのです。
リゾート地でも仕事のメールチェックをしてしまうのが日本人のサラリーマン気質のような気がしています。私自身や同僚がそうでした。
仕事は仕事、プライベートはプライベートと、きっぱり分けられないのが日本人ではないでしょうか。「日本人」は言い過ぎで、私や私の周囲の人間だけかもしれませんが。

1日24時間の中で仕事と「湯治的」な時間を作ったり、同様に1週間の中で仕事と「湯治的」な時間を作ったりすることが私たちの生活に合っているような気がしています。
ふろに入浴剤を入れたり、スーパー銭湯に行ったりして、なんちゃって湯治。
近所に美しい風景を見つけたり、のんびり1日を過ごしたりして、なんちゃってバカンス。

たぶん、そんな「なんちゃって」が苦手な人も多いのかもしれません。
ただ、ちょこちょこと湯治やバカンスみたいなことを取り入れて、60歳定年なんて無視して働き続けたほうが、結局は健康に生きていられる気がします。
私が健康雑誌の編集者の頃、健康法に熱心な方に多数会ってきました。
オリジナルの発芽玄米ジュースを飲んで筋トレをするおじいさん、野口整体を指導するおばあさん(というより先生)など、健康法に取り組んでいる方は明るいエネルギーを発していらっしゃいました。
というか、表情や言葉が前向きなのです。
発芽玄米ジュースも野口整体も、もしかしたらなんちゃって湯治やバカンスにつながるのかもしれません。
帯津良一医師が話していたのは、生きるということはエントロピーが増大することではないかということ。
生命というか、それを守るシステムというか、そういうものが生まれたばかりの頃は整っているのだが、生き続けるうちに散らかるというか、雑然とした方向に進むということです。
帯津医師は明快に話してくれたのに、私のほうが曖昧な表現しかできず、帯津医師には恐縮です。
「健康にいい何か」を取り入れるのは、心身の秩序を取り戻すことにつながるという話でした。
太極拳や気功など、なんでもいいので、ただ日常生活を過ごすのではなく、意識的に健康法を取り入れることが大事だと私は理解しています。

人生で数回、遠いどこかに一人で出かけて「健康によい」と言われることをやるよりも、日々の生活で増大するエントロピーをこまめに解消することが、私のように家族や仕事を抱えている人間にとっての健康維持につながると思います。

いつ頃か、カメラを持って出歩くと世の中の美しいものが目に入るといったことをブログで書きました。
カメラを持ち歩くことも、一つのバカンスかもしれません。

というわけで、東京近郊の秋の風景をアップしました。
下の写真は江戸川。
そして近郊の里見公園ではバラが咲いていました。
秋もバラが咲くのですね。

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